人気の家庭料理の一つカレー、完成していざ食べようとしたきに“あれ?カレーの味が薄い…どうしよう…”と困ったことはありませんか。
味が薄く感じるのは主に次の2パターンで、それぞれに合わせた対処法があります。
- コクが足りない
- カレールーやカレー粉、その他調味料を追加
- 水っぽい
- 水で溶いた小麦粉を追加
- 煮詰める
さらに薄いカレーのアレンジ料理や味がうすくなった原因についてもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- カレーの味が薄い!【濃くする3つの方法】
- 味が薄いカレーのアレンジ料理
- カレーの味が薄い原因
薄いカレーの対処法や原因、アレンジの仕方を知って気分を上げて楽しい食事にしていきましょう♪
カレーの味が薄い!【濃くする3つの方法】
最初に述べたようにカレーの味が薄いと感じるのはコクがないor水っぽいと2パターンなので、それぞれに合う対処法を取るのがおすすめです。
- コクが足りない
- カレールーやカレー粉、その他調味料を追加
- 水っぽい
- 水で溶いた小麦粉を追加
- 煮詰める
それぞれ説明します。
コクが足りない【カレールーorカレー粉、その他調味料を追加】
味見をしてコクが足りないと感じる場合は、カレールーやカレー粉をはじめ色々な調味料を加えることで味に深みが出ます。
追加におすすめの調味料として次のような物があげられます。単体でも組み合わせても色々と試して自分の好みの味を探してみましょう♪
- カレールー
- カレー粉
- ウスターソース
- コンソメ
- インスタントコーヒー
- 焼き肉のタレ
- シチューのルー
それぞれ説明します。
カレールー
味は変化させずに濃くしたい場合は、カレールーを追加するのがおすすめです。手軽なところもも嬉しい調味料です。ルーを少しずつ加えて好みの味に調整していきましょう。
楽チンで効果的な方法で重宝しています!
カレー粉
辛みを足したい場合は、カレー粉を追加しましょう。香辛料がバランスよく配合されているので深みも増します。味見をしながら好みの味を探していきましょう。
ウスターソース
物足りないと感じた場合はウスターソースがおすすめです。ウスターソースは野菜や果物を煮詰めて作るので旨みが凝縮されています。少し入れるだけでも印象が変わります。
甘い味も好きな場合はお好みソースでも美味しいです♪
コンソメ
味に深みが欲しいときはコンソメを入れましょう。肉の旨みや野菜のエキスを簡単に加えられるので、1or2個入れることで深みが増します。固形だと溶けにくいので砕く、あるいは粉末タイプを使うのがおすすめです。
インスタントコーヒー
大人向けの深みを出したい場合はインスタントコーヒーがおすすめです。コーヒーの苦みがカレーの味を引き締めてくれるので味に深みが出ます。小さじ1杯から入れて、好みの味に調整していきましょう。
色も濃くなって美味しそうに見えます!
焼き肉のタレ
旨みとともに甘みも加えたいときは焼き肉のタレが便利です。タレにはりんご・はちみつ・にんにく・ソースとカレーの隠し味に活用されている材料が入っています。味が濃くなりすぎないように大さじ1杯から入れて味見していきましょう。
シチューのルー
マイルドに仕上げたい場合はシチューのルーがおすすめです。カレールーと同じく小麦粉が含まれているのでカレーに自然と馴染みます。
水っぽい【水溶き小麦粉を追加or煮詰める】
シャバシャバで水っぽいカレーになった場合は、次の2通りの方法でとろみをつけることで対処できます。
- 水で溶いた小麦粉を追加する
- 弱火で煮詰める
それぞれ説明します。
水で溶いた小麦粉を追加する
とろみを素早くつけたい場合は水で溶いた小麦粉を追加するのがおすすめです。カレールーには小麦粉が含まれているので、小麦粉を加えることでとろみがつきます。
水:小麦粉を1:1でよく溶いてからカレーに加えます。入れすぎると固くなってしまうので、少しずつ様子を見ながら加えましょう。
弱火で煮詰める
時間に余裕がある場合は、弱火でじっくり煮詰めるのもおすすめです。煮詰めて水分を飛ばすことで旨みが増したカレーに仕上がります。煮詰める際にはルーが焦げやすいので、弱火で加熱して常に鍋をかき回してくださいね♪
味が薄いカレーのアレンジ料理
先ほど味の薄いカレーを濃くする方法について紹介しました。対処法があると安心しますが、“失敗したと思うとテンションが…いっそアレンジしたい…”と思う方もいらっしゃるかもしれません。
薄い味のカレーも次のようにアレンジすることで美味しく食べられます。
- カレーうどん
- カレードリア
- カレートースト
- カレー鍋
それぞれ説明します。
カレーうどん
コクが足りない場合でも水っぽい場合でもカレーうどんはアレンジしやすい料理です。めんつゆを入れることで出汁の効いた本格的なカレーうどんに変身します。1人前のカレーに3倍濃縮めんつゆ50mLを目安に味を調節していきましょう。
カレードリア
物足りない味のカレーにはドリアがおすすめです。チーズを沢山のせることで塩気が増して、焼くことで香ばしさが加わります。さらに水分も飛ぶので水っぽさも改善されます。
カレートースト
ドリアと同じようにトーストにもアレンジできます。味の薄いカレーもチーズの力でコクが深くなります。ただ、水っぽいカレーだと、垂れてしまうので小麦粉などでとろみを付けておきましょう。
正直とろみ付けが億劫なとき筆者は耐熱皿にパンを並べてカレーとチーズを乗せて、そのままオーブンへ入れます。パンが水分を吸収し、何より楽なのが魅力的です。
卵も入れると豪華になります♪
カレー鍋
野菜を沢山食べたい場合には、カレー鍋にしてしまうのも一つです。冷蔵庫に白菜やもやしなどあるならば、一緒に入れて煮込むことで風変わりな鍋として楽しむことができます。
いつもの鍋で使う野菜の加えて、豆腐やつくねまで入れてみました。個人的に和風な味にしたいと鰹節も加えてみたところ、家族に好みだったようで出汁まで飲み干していました。好きな味を探してみると楽しいかも知れませんね♪
カレーの味が薄い原因
味が薄いカレーに対処法もアレンジする方法も分かり安心ですが、“なんで薄い味のカレーになったのかしら…”と疑問に思った方もいらっしゃると思います。
調べてみると、味の薄いカレーになる原因は次のようなことが挙げられます。
- コクが足りない
- カレールーが少ない
- 玉ねぎの炒め方が足りない
- 水っぽい
- 水分量が多すぎる
- 野菜からの水分が多い
それぞれ説明します。
コクが足りない①カレールー不足
コクが足りなくなる原因としてカレールーが足りないことが挙げられます。材料を丁寧に量らなかったり、ルーを節約したりすることで鍋に入れるカレールーが少なくするとコクの足りない薄い味のカレーになります。
毎回カレーの味が薄くなってしまう場合は、一度きちんと材料を量って必要なカレールーを用意してみましょう。
コクが足りない②玉ねぎの炒め不足
玉ねぎの炒め方が足りないときもコクが足りないカレーになります。玉ねぎを飴色になるまで炒めることで旨みとコクが出てきます。玉ねぎのシャキシャキ感が残る状態で煮込み始めると、コクを引き出さないままカレーが出来てしまうので物足りない味になります。
時間はかかってしまいますが、玉ねぎを弱火でしっかり飴色になるまで炒めていきましょう。
水っぽい①水分量が多い
水っぽいカレーになるのは、水分量が多いことが考えられます。一度に沢山作ろうとして、つい水を多めに入れて煮込んでしまうとシャバシャバなカレーになります。
カレールーのパックを見て材料を量り、沢山作りたい場合も具材&ルー&水の割合を合わせて増やすのがおすすめです。
水っぽい②野菜からの水分が多い
ルーや水の量は合っているのに水っぽくなる場合は、野菜からの水分が多い可能性があります。野菜の炒め方が足りないと、余計な水分が出てきます。また、栄養バランスをよくしようと野菜を多く入れることで、野菜からの水分で水っぽいカレーになることもあります。
野菜にしっかり火を通して水分を飛ばしたり、野菜を増やした場合は水を少なくしたりなどの工夫をして調整するのがおすすめです。
まとめ
最後にこの記事についてまとめます。
- コクが足りない
- カレールー、カレー粉、ウスターソース、コンソメ、インスタントコーヒー、焼き肉のタレ、シチューのルー
- 水っぽい
- 水で溶いた小麦粉を追加
- 煮詰める
- カレーうどん:めんつゆを入れると本格的な味わいになります。
- カレードリア:チーズが加えて焼くことで味に深みが増します。
- カレートースト:ドリアと同様で、水っぽい場合は小麦粉でともみをつけておきます。
- カレー鍋:野菜をさらに追加して栄養バランスの良い風変わりな鍋になります。
- コクが足りない
- カレールーが少ない:一度材料を量って必要なルーを用意するのがおすすめです。
- 玉ねぎの炒め方が足りない:飴色になるまで炒めるとコクと旨みを引き出せます。
- 水っぽい
- 水分量が多すぎる:沢山作ろうとして水を入れすぎないように材料を量りましょう。
- 野菜からの水分が多い:野菜を炒めて水気を飛ばしたり、水の量を調整したりの工夫が必要です。
薄いカレーも対処したり、アレンジしたりして美味しい料理に仕上げて楽しんでいきましょうね♪