保温性の高い水筒だと温かいコーヒーが飲めて嬉しいですが、水洗いしても匂いが残りやすいことに悩む方もいらっしゃると思います。
コーヒーの匂いは強いですが、次のようなアイテムで匂い消しができます。
- お湯
- 重曹
- クエン酸
- 酢
- 酸素系漂白剤
上記のアイテムを使った洗浄を最低でも月1で行うのが匂い対策としておすすめです。NGな洗浄方法とコーヒーの持ち運びにおすすめの水筒もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- 水筒についたコーヒーの匂いを消すアイテム
- 水筒のNGな洗浄方法
- コーヒーを入れるのにおすすめの水筒5選
水筒に残る匂い対策を知って気兼ねなく水筒コーヒーを長時間楽しんでいきましょう!
水筒についたコーヒーの匂いを消すアイテム
最初に述べたように水筒に残ったコーヒーの匂いを消すには次のアイテムが効果的です。
- お湯
- 重曹
- クエン酸
- 酢
- 酸素系漂白剤
コーヒーなどは色・匂いが強いので洗い残しがあることで匂いが水筒に残りやすいです。さらに洗い残しの汚れらカビなども発生することもあります。
上記のアイテムを使った洗浄方法についてそれぞれ説明しますので参考にしてみてくださいね♪
お湯【入れて放置】
最もシンプルな方法として70℃程度のお湯を注いで放置という方法があります。お湯の方が水筒の底など手の届かない部分の汚れを浮かせて落としやすくします。しばらく放置したら水ですすぎます。
細かいところまでお湯が行き渡るようにゴムパッキンなど分解できるところは外しておくのがおすすめです。
沸騰したばかりの熱湯だと水筒の形を変形させる危険があるので、少し冷ましたお湯を使いましょう。
重曹【お湯を入れて振る】
とにかく消臭効果を期待するならば重曹を使うのもおすすめです。50℃くらいのお湯200mLに小さじ1杯の重曹を溶かして水筒の半分まで入れて蓋をしてからよく振ります。振った後は30分~1時間放置して最後に水でよくすすいで完了です。
重曹は100均で少量から試すこともできますし、通販でも激落ちくんで有名なLECから500gと比較的小さいサイズが販売されています。
クエン酸【つけ置きする】
もしも匂いに加えて水筒に白くてザラザラしたものが付着している場合はクエン酸を使うのがおすすめです。付着したものは水垢なのでクエン酸が有効です。
50℃くらいのお湯1Lにクエン酸小さじ1~2杯溶かして、できるだけ分解した水筒を数時間つけ置きします。最後によく水ですすぐだけなのでお手軽な方法です。
酢【お湯を入れて振る】
ご家庭に多くある酢も消臭効果の高いアイテムです。40℃前後のぬるま湯とお酢を1:1の割合で混ぜて水筒の半分の高さまで入れます。蓋をしてからよく振って数時間放置した後によく水ですすいでお酢が残らないようにしましょう。
酸素系漂白剤【浸け置きする】
コーヒーの匂いに加えてカビ臭さも感じる場合は酸素系漂白剤がおすすめです。まず分解した水筒を中性洗剤で一通り洗います。40℃くらいのぬるま湯1Lに大さじ2杯の酸素系漂白剤を溶かしてから分解した水筒を浸け置きします。数時間後によく水ですすいで完了です。
*塩素系ではなく、必ず酸素系を使用してください。
浸け置き後のスッキリ感が個人的に安心します。
週1を目安に酸素系漂白剤を使用しています。
こちらは洗濯の漂白にも使用できるので用途の幅が広く使い勝手がいい商品です。
水筒のNGな洗浄方法
先ほど水筒のコーヒー臭を取る方法について説明しましたが、“水筒の洗浄方法で注意することは何かしら?”と気になった方もいらっしゃると思います。
水筒の洗浄方法として次のようなことはNGとされています。
- 食洗機・乾燥機で洗う
- 塩素系漂白剤を使う
- たわし・ブラシで擦る
それぞれ説明します。
食洗機・乾燥機で洗う
水筒は食洗機・乾燥機で洗うのは危険です。食洗機に対応していない水筒の場合、高水圧・高温で洗浄するために変形や塗装の剥がれなどが起こる可能性があります。どうしても食洗機を使いたい場合は、食洗機に対応しているタイプを購入するのがおすすめです。
塩素系漂白剤を使う
漂白剤の中で塩素系漂白剤の使用は避けるのがベターです。塩素系漂白剤だと、サビや穴あきの原因になるので間違えて使わないようにしましょう。
たわし・ブラシで擦る
水筒をたわし・ブラシ、研磨剤が入ったスポンジで擦るのはNGです。水筒の内部に傷がついて汚れや臭いがより残りやすくなるので優しく洗うようにしましょう。
コーヒーを入れるのにおすすめの水筒5選
ここまで水筒の臭いを取る方法やNGな洗い方について説明しました。日々の小まめな洗浄が大切ですが、できるだけ匂いのつきにくい水筒だと嬉しいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コーヒーをよく持ち歩くという場合でしたら、コーヒー専用の水筒を用意するのも一つの手です。
次のような水筒だと匂いもつきにくくコーヒーを入れるのにおすすめです。
- 【STANLEY】真空マグ0.23L
- 【QAHWA】珈琲専用ボトル470mL
- 【THERMOS】真空断熱ケータイマグ0.35L
- 【TIGER】スクリューステンレスボトル350mL
- 【京セラ】セラブリッドマグボトル350mL
それぞれ説明します。
【STANLEY】真空マグ0.23L
保温保冷を重視する場合はSTANLEYの真空マグがおすすめです。コンビニコーヒーのSサイズぴったりの容量で鞄にも入ります。車のボトルホルダーにもスポッとはまるのでドライブ好きな方にも便利です。取り外しが簡単なので手洗いもしやすく、食洗機にも対応しているのでお手入れしやすいのも特徴です。
【QAHWA】珈琲専用ボトル470mL
コーヒーのみ入れるのであればQAHWAの珈琲専用ボトルがおすすめです。コーヒーに特化しているため香りを楽しめるように広い口径などこだわりが詰まっています。Teflon加工なので汚れが付きにくく、飲み物の匂い移りなどがしにくいのも嬉しいポイントです。
【THERMOS】真空断熱ケータイマグ 0.35L
ワンタッチが欠かせない場合はTHERMOSのケータイマグがおすすめです。ボトルの開け閉めの手間を省けます。わずか170gなので長時間持ち運ぶのも楽チンです。飲み口を外して丸洗いも簡単にできるのでお手入れもしやすいです。
【TIGER】スクリューステンレスボトル350mL
洗うパーツが少なければ少ないほど嬉しい場合はTIGERの水筒がおすすめです。蓋とパッキンが一体化しているので洗うのは2つだけです。食洗機・乾燥機にも対応しています。スーパークリーンPlusの加工がされているので汚れにくいのも嬉しいポイントです。
【京セラ】セラブリッドマグボトル350mL
コーヒーの香りを長時間キープしたい場合は京セラのセラブリッドマグボトルがおすすめです。内面セラミック塗膜加工なので金属臭が付きにくく、コーヒーの美味しさをキープしてくれます。
まとめ
最後にこの記事についてまとめます。
- お湯:用意する物が一つだけなので手軽です。
- 重曹:消臭効果を重視する場合はお湯と重曹を入れて振って放置します。
- クエン酸:水筒のザラザラが気になる場合はお湯とクエン酸を入れて振って放置します。
- 酢:家庭に多くある消臭効果のある酢とお湯を入れて振って放置します。
- 酸素系漂白剤:カビ臭い場合は酸素系漂白剤に浸け置きします。
- 食洗機・乾燥機で洗う
- 塩素系漂白剤を使う
- たわし・ブラシで擦る
*いずれも水筒の内部を傷つけたり、変形させたりする可能性があるので避けましょう。
- 【STANLEY】真空マグ0.23L
- 保温保冷を長時間キープして食洗機にも対応しています。
- 【QAHWA】珈琲専用ボトル470mL
- コーヒーに特化しているので香りも楽しめます。
- 【THERMOS】真空断熱ケータイマグ0.35L
- ワンタッチ式なので開け閉めのが簡単です。
- 【TIGER】スクリューステンレスボトル350mL
- 蓋とパッキンが一体化しているのでお手入れしやすいです。
- 【京セラ】セラブリッドマグボトル350mL
- 内面セラミック塗膜加工なので金属臭がつきにくいです。
水筒に残ったコーヒーの匂いにも焦らず対処して、持ち運びするコーヒーも楽しんでいきましょう♪