ワイドハイターでも臭いが取れない?効果的なつけおき手順や粉末と液体の使い分けを解説!

ワイドハイターを使ったのにタオルの臭いが取れない!
どうしたらスッキリするのかしら?

洗濯物を綺麗にしてくれる強い味方のワイドハイターですが、使ってみても臭いがスッキリと取れなくてこまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

臭いが取れていないと感じる場合は一度しっかりつけ置きして繁殖した雑菌をリセットしてしまいましょう。ワイドハイターは粉末の方が効果的ですが、液体でも可能です。

ワイドハイターのつけおき手順

①タライに40~50度のお湯を入れる
②お湯1Lに対して5gあるいは10mLを溶かす
③30分~2時間ほどつけおきする
④通常の洗濯をする
*使用できる衣類なのか洗濯タグとハイターの説明書で確認しましょう。

後ほど詳しく説明します。また、ワイドハイターの粉末&液体の違い使い分けのポイントについてもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね♪

この記事では

  • ワイドハイターの臭いが取れない!【つけおきの手順】
  • ワイドハイター粉末&液体の違い
  • ワイドハイター粉末&液体の使い分け

についてご紹介します。

ワイドハイターの使い方を知って洗濯物の臭いをスッキリ落として日常を快適にしていきましょう♪

目次

ワイドハイターでも臭いが取れない!【つけおきの手順】

最初に述べたように臭いが取れないと感じたときは粉末か液体のワイドハイターで次のようにつけ置きするのがおすすめです。

ワイドハイターのつけおき手順

①タライに40~50度のお湯を入れる
②お湯1Lに対して5gor10mLを溶かす
③30分~2時間ほどつけ置きする
④通常の洗濯をする
*使用できる衣類なのか洗濯タグとハイターの説明書で確認しましょう。

それぞれ説明します。

①タライに40~50度のお湯を入れる

まずは40~50度のお湯をタライに入れます。ワイドハイターの効果を発揮するには水温をある程度高くする必要があります。30度では低すぎますが、高温だと洗濯物を傷めるので熱湯を用意するのは避けましょう

②お湯1Lに対して5gあるいは10mLを溶かす

ワイドハイターをお湯1Lに粉末ならば5g、液体ならば10mL溶かします。通常の洗濯と浸け置きではワイドハイターの使用量が異なり、浸け置きの方が水量に対するワイドハイターの量が多くなります。

臭いが取れないと感じる場合は一度きっちり量ってつけ置きしてみるのがおすすめです。除菌・消臭効果は粉末の方が高いですが、しっかり浸け置きすれば液体も効果あります。

③30分~2時間ほどつけ置きする

ワイドハイターを溶かしたら、30分のつけ置きをするのが効果的です。30分未満だと浸け置き時間が足らずに臭いを取りきれませんが、2時間以上だと色落ちしたり、生地を傷めたりする可能性があります。

④通常の洗濯をする

つけ置きが完了したら洗濯機に入れて通常の洗濯をします。洗濯が終了したら、放置せずにすぐに取り出して天日干しすることで臭いがスッキリと落ちます。

ワイドハイター粉末&液体の違い

先ほどワイドハイターのつけ置きの方法について紹介しましたが、“ワイドハイターの液体と粉末の効果は同じ?何か違う?”と気になった方もいらっしゃると思います。

どちらも除菌・消臭・漂白と汚れにも臭いにも効果的ですが、ワイドハイターの液体と粉末には次のような違いがあります。

ワイドハイター粉末&液体の違い3つ
  • 成分
  • 使用可能な衣類の種類
  • 得意分野

それぞれ説明します。

成分

まず、ワイドハイターの粉末と液体は成分における大きな違いは次のものです

  • 粉末:過炭酸ナトリウム
  • 液体:過酸化水素

粉末の過炭酸ナトリウムは弱アルカリ性で、液体の過酸化水素は弱酸性です。アルカリ性の方が漂白・除菌作用の効果が強いため、スッキリ落とせます。

ただ、パワーが強いことでデメリットもあります。そのことについて次に説明します。

使用可能な衣類の種類

成分の違いで説明したように粉末は液体よりパワーが強いため、使っても大丈夫な衣類の種類が制限されます

  • 粉末:木綿・麻・化学繊維
  • 液体:木綿・麻・化学繊維・絹・毛

絹や毛のようにデリケートな繊維には液体タイプを使うのがおすすめです。その場合は中性洗剤と一緒に洗濯します。

どちらの場合も水洗いできないものや金属製のファスナー・ボタンが付いているものは使用不可なので、洗濯表示のタグを確認するのは大切です。

得意分野

成分の違いにより粉末・液体は得意分野が異なります。

  • 粉末:シミ・黄ばみ
  • 液体:抗菌・ウイルス除去

粉末タイプはシミ・黄ばみなど汚れに特に強いので、洗っても洗ってもスッキリしない蓄積した臭いや汚れに効果的です。対する液体タイプは抗菌・ウイルスの効果が高いので、日常的に使用すると臭いの元の雑菌の増殖を抑制できるので、臭いの予防になります。

ワイドハイター粉末&液体の使い分け

ここまでワイドハイターのつけ置きの方法や粉末&液体の違いについて紹介しましたが、“ワイドハイターは液体と粉末、結局どちらを使えば良いの?”と新たな悩みが出てきた方もいらっしゃるかもしれません。

結論からいうと、ワイドハイター粉末&液体は次のように使い分けるのがおすすめです

ワイドハイター粉末&液体の使い分け
  • しつこく残る蓄積した臭い⇒粉末
  • 日頃の消臭対策⇒液体

それぞれ説明します。

しつこく残る蓄積した臭い【粉末】

洗濯して干した後も臭いが残っている場合は、粉末タイプを使用しましょう蓄積された雑菌によるものなので一度、しっかりつけ置きが必要で、より強いパワーを持つ粉末がおすすめです。

先ほども述べたように消臭効果を高めるために40~50度くらいのお湯に溶かしてから30分ほど浸け置きしてから通常の洗濯をするとスッキリします。

日頃の消臭対策【液体】

日頃の消臭対策として通常の洗濯に洗剤と一緒に使う場合は、液体タイプがおすすめです

冬など水温が低い時期だと粉末タイプは溶け残ることもあるので、液体タイプの方が溶け残りの心配なく使える点で便利です。粉末タイプは効果が強いために生地も傷めやすいので、日常使いには液体タイプの方が向いています。

普段の洗濯時に洗剤と一緒に液体タイプのワイドハイターを入れることで、雑菌の繁殖予防できるため消臭対策が可能になります。

まとめ

最後にこの記事についてまとめます。

ワイドハイターのつけ置きの手順

①タライに40~50度のお湯を入れる
②お湯1Lに対して5gあるいは10mLを溶かす
③30分長くても2時間ほどつけ置きする
④通常の洗濯をする
*使用できる衣類なのか洗濯タグとハイターの説明書で確認しましょう。

ワイドハイター粉末&液体の違い3つ
  • 成分
    • 粉末過炭酸ナトリウムは弱アルカリ性なのでパワーが強い
    • 液体過酸化水素は弱酸性なので洗浄効果が少し劣る
  • 使用可能な衣類の種類
    • 粉末木綿・麻・化学繊維
    • 液体木綿・麻・化学繊維・絹・毛
  • 得意分野
    • 粉末シミ・黄ばみ
    • 液体抗菌・ウイルス除去
ワイドハイター粉末&液体の使い分け
  • しつこく残る蓄積した臭い粉末
  • 日頃の消臭対策液体

蓄積した臭いにはつけ置きでリセットし、普段から洗剤と一緒に洗濯してワイドハイターを使いこなして快適な日常生活を送っていきましょう♪

執筆者情報

スム家事編集部
主婦を中心としたメンバーが、日常の家事のお悩みを解決するための情報を分かりやすく発信しています。
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