洗濯機が振動でずれる…。
一体何が原因なの?もしかして故障じゃないよね…?
洗濯機を回すと、脱水時などにガタガタと振動が大きくなり、洗濯が終わる頃には位置がずれていることってありますよね。
実は我が家の洗濯機も、頻繁に位置がずれてきてしまい困っていました…。
そこで調べてみたところ、洗濯機がずれる原因としては下記の5つが考えられるようです。
- 洗濯機が傾いている
- 洗濯物の量が多すぎるor少なすぎる
- 洗濯物が偏っている
- スムーズに排水できていない
- 洗濯機が故障している
原因は故障とは限らないんだ!
心当たりがあるのは「洗濯物の偏り」だけど、どう対策したらいいんだろう?
原因に応じた対策の仕方も、後ほど詳しく解説します!簡単にできる対策もありますので、ぜひ参考にしてみてください♪
この記事では、
- 洗濯機がずれる原因
- 洗濯機がずれるのを防ぐ方法
- 洗濯機がずれるのを防ぐおすすめグッズ
についてご紹介します。
ちなみに我が家は、洗濯物の偏りを防ぐ100均グッズで解消できました!後ほど詳しくレビューしますので、参考になれば嬉しいです。
洗濯機がずれる原因
冒頭でもお伝えした通り、洗濯機がずれる原因としては下記の5つが考えられます。
- 洗濯機が傾いている
- 洗濯物の量が多すぎるor少なすぎる
- 洗濯物が偏っている
- スムーズに排水できていない
- 洗濯機が故障している
1つずつ詳しく解説していきます。
洗濯機が傾いている
まず、洗濯機が傾いている場合には、振動が大きくなることによって洗濯機の位置がズレやすくなります。
洗濯機が傾いているかどうかは、洗濯機についている水準器で確認してみましょう。
こちらの画像のように、水準器の中の気泡が中心から逸れている場合には洗濯機が傾いています。
水準器の場所は洗濯機のメーカーや機種により異なりますが、下記の場所にあることが多いです。
- タテ型洗濯機:洗濯機の蓋を開けたときの表面
- ドラム式洗濯機:洗濯機本体の天面
また、洗濯機の機種の中には水準器がついていないものもあります。その場合は、100均やホームセンターで水準器を購入して、傾きをチェックしましょう。
水準器は、Amazonなどのネット通販でも購入可能です。
洗濯物の量が多すぎるor少なすぎる
洗濯物の量が多すぎたり少なすぎたりしたときも、洗濯機がずれるほどの振動が起きやすいです。
洗濯物が多すぎると、洗濯物の重さにより遠心力が強くかかり、振動が大きくなります。反対に、洗濯物が少なすぎる場合も、重さが一方向に偏ることで振動が大きくなってしまうのです。
洗濯物が偏っている
また、洗濯物が偏ることで振動が強くなり、洗濯機の位置がズレてしまうことも。
あまりにも振動や音が大きい場合には、洗濯機を一時停止して、洗濯物の絡まりをほぐしてみましょう。
また、洗濯物が偏る原因として、次のような点も考えられます。
- 洗濯ネットを使いすぎている
- 大物と小物を一緒に洗っている
洗濯ネットを使いすぎている
衣類を傷めないように、洗濯ネットをよく使用している場合は要注意です。洗濯ネットにたくさんの衣類を入れて洗濯機を回すと、それが大きな塊のまま回転し、重さが一方向に偏ることになります。
大物と小物を一緒に洗っている
また、大物(バスタオルやシーツなど)と小物(靴下やハンカチなど)を一緒に洗う際にも偏りが起きることがあります。洗濯物それぞれの重さのバランスには注意が必要です。
スムーズに排水できていない
排水に問題がある場合、脱水時の回転のバランスが崩れ、洗濯機の位置がずれるほどの振動になることがあります。
スムーズに排水されない原因の1つとして、排水口の詰まりが考えられます。洗濯機を設置してから半年以上経っている場合は、排水口の掃除をしてみましょう。
また、ドラム式洗濯機の場合は、糸くずフィルターが目詰まりすることで排水がうまくできないことがあります。糸くずフィルターの掃除もこまめに行いましょう。
洗濯機が故障している
ここまでご紹介してきた原因に心当たりが無い場合、洗濯機が故障している可能性もあります。
洗濯機の位置がズレる以外にも何かしらの異常が発生しているなら、修理や買い替えを検討してみましょう。
ちなみに、洗濯機の寿命は7年程度と言われています。あくまでも目安ですが、7年近く使用している洗濯機は、修理や買い替えのタイミングなのかもしれません。
洗濯機がずれるのを防ぐ方法
では、洗濯機がずれるのを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
ここからは、洗濯機がずれるのを防ぐ方法についてご紹介します。
- 洗濯機の傾きを直す
- かさ上げ台やゴムマットの上に乗せる
- 洗濯物の量を調整する
- 洗濯ネットに詰め込みすぎない
- 洗濯ボールで偏りを防ぐ
洗濯機の傾きを直す
まず、洗濯機が傾いている場合は、傾きを直しましょう。
ホースや電源ケーブルなどを踏んでいないか確認したうえで、洗濯機についている水準器を参考に脚の高さを調整します。
ちなみに水準器は、高い方に気泡が流れる仕組みになっています。下の画像の例で言うと、左奥が高い状態です。
そのため、気泡のある側の脚を低くするか、気泡とは反対側の脚を高くすることで調整を行います。
かさ上げ台やゴムマットの上に乗せる
また、洗濯機をかさ上げ台やゴムマットの上に乗せるのも効果的です。
かさ上げ台やゴムマットは、防振性のある商品も数多く販売されています。
後ほど、おすすめの商品について詳しくご紹介しますので参考にしてみてください!
洗濯物の量を調整する
洗濯物の量が多すぎる、または少なすぎる場合は、量の調整が必要です。
一度に大量の衣類を洗濯しようとすると振動が大きくなるため、数回に分けるようにしましょう。
反対に、洗濯物が少なすぎる場合も要注意。ある程度の量が溜まってから洗濯するか、どうしてもすぐに洗濯したいならタオルなどを追加して調整しましょう。
洗濯ネットに詰め込み過ぎない
盲点になりがちですが、洗濯ネットを使う際は詰め込み過ぎないように注意しましょう。洗濯ネットに衣類を詰め込み過ぎると重さが偏り、振動が大きくなってしまいます。
また、大物を洗うときは、そもそも洗濯ネットを使わない方が安心です。
洗濯ボールで偏りを防ぐ
洗濯物の偏りを防ぐために、洗濯ボールを使うのも効果的です。
洗濯ボールは、洗濯機に衣類などと一緒に入れておくと、洗濯中に衣類同士が絡まるのを抑えてくれます。
我が家も洗濯ボールを導入してから洗濯機の振動が抑えられており、洗濯機がずれることもなくなりました!
100均でも手軽に手に入るのでおすすめです♪
ただ100均の洗濯ボールは、安く手に入る分、耐久性にはやや不安があります。
我が家の洗濯ボールはダイソーで購入したものですが、購入してから約1か月間ほぼ毎日使っているのでだんだんと歪んできました…。
「試しに使ってみたい」というだけなら100均でも十分ですが、「耐久性にもこだわって長く使いたい」という場合は、100均以外での購入も検討しましょう。
歪んできたとはいえ、効果はそれほど変わっていないので、我が家はもう少しこのまま使い続けます!
また、洗濯ボールは、ネット通販でもさまざまな種類のものが販売されています。
後ほど、おすすめの商品について詳しくご紹介しますので参考にしてみてください♪
洗濯機がずれるのを防ぐおすすめグッズ
洗濯機がずれることで悩んでいても、「できれば修理や買い替えは避けたい…」と考える人も多いのではないでしょうか?
そんな時は、下記のようなグッズを試してみるのがおすすめです!
- 因幡電工「洗濯機用防振かさ上げ台 ふんばるマン」
- 東京防音「洗濯機用防振ゴム ニューしずか」
- エヌケー「ザブザブボール」
因幡電工「洗濯機用防振かさ上げ台 ふんばるマン」
まずは、洗濯機の振動を軽減してくれるこちらの商品!
洗濯機の脚の下に設置することで、独自の内部構造(柱状構造)により洗濯機の振動に追従し、振動の伝達を軽減してくれます。
洗濯機のズレ落ち防止のため、リブが設けられているのも安心感がありますね。また、設置すると高さが出るため、洗濯機下の掃除が楽にできるのも嬉しいポイントです。
東京防音「洗濯機用防振ゴム ニューしずか」
こちらも、洗濯機の脚の下に設置して振動を軽減する商品です。
高性能防振ゴムを使用しており、大きな振動から小さな振動までカットする高い防振効果があります。
ほとんどの洗濯機に装着可能であり、薄型なので設置も簡単です!
エヌケー「ザブザブボール」
洗濯物の偏りによって振動が起きている場合には、こちらの商品がおすすめです。
洗濯機の中にこちらの商品を入れることで洗濯物が絡まるのを防ぎ、振動の発生を抑えることができます。
柔らかい素材なので、洗濯物を傷める心配もありません。Amazonのレビューを見ると「耐久性にも満足している」という声が多数あり、長く使いたい人におすすめです。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめると下記の通りです。
- 洗濯機が傾いている
- 洗濯物の量が多すぎるor少なすぎる
- 洗濯物が偏っている
- スムーズに排水できていない
- 洗濯機が故障している
- 洗濯機の傾きを直す:水準器を参考に脚の高さを調整
- かさ上げ台の上やゴムマットに乗せる:防振性のある商品が◎
- 洗濯物の量を調整する:多すぎる場合は数回に分ける
- 洗濯ネットに詰め込みすぎない:大物の洗濯にはネットを使わない
- 洗濯ボールで偏りを防ぐ:100均で手軽に手に入る(耐久性は△)
- 因幡電工「洗濯機用防振かさ上げ台 ふんばるマン」:独自の内部構造で振動の伝達を軽減!
- 東京防音「洗濯機用防振ゴム ニューしずか」:高性能防振ゴムを使用
- エヌケー「ザブザブボール」:洗濯物の絡まりを防ぎ、振動の発生を抑える
このように、洗濯機がずれるときには様々な原因が考えられます。この記事を参考にして洗濯機のずれを抑え、安心して洗濯できるようにしていきましょう!