スニーカーを水洗いするのはダメ?正しい洗い方と長持ちさせるポイントも紹介!

靴屋さんで「スニーカーの水洗いはダメ」と言われたんだけど、汚れてきてしまったし何とかして洗いたい…

「スニーカーの水洗いはダメ」と言われていても、汚れが気になってきたら洗ってきれいにしたいですよね。

確かに、スニーカーは素材によって水洗いできないものがあります。

水洗いできないスニーカーの素材
  • エナメル
  • ムートン
  • スエード

一方で、布、ビニール、ゴム素材のスニーカーは水に強く傷みにくいため、水洗いすることができます。

後ほど、スニーカーの正しい洗い方について素材ごとにご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

本記事では

  • スニーカーは素材によっては水洗いしてはダメ!素材ごとにまとめて紹介
  • スニーカーの基本的な洗い方や素材ごとの洗い方を紹介!
  • スニーカーを洗う際の注意点!
  • スニーカーを長持ちさせるポイントは?

について書いていきます!

ぜひ、お気に入りのスニーカーを長持ちさせるための参考にしてみてくださいね♪

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目次

スニーカーは素材によっては水洗いしてはダメ!素材ごとにまとめて紹介

冒頭でもお伝えした通り、

スニーカーが水洗いできるかは素材で違う!

使われている素材によっては、水洗いができるものとできないものがありますので”水洗いできる素材”と”水洗いできない素材”を紹介していきます。

水洗いできる素材

水洗いできる素材は以下の3つです。

  • 布(キャンバススニーカーなど)
  • ビニール
  • ゴム

これらの素材は水に強く傷みにくいため、水洗いすることができます。

キャンバス地のスニーカーや子供の上履きなどは布でできていますし、またビニールやゴムは運動靴や長靴に多い素材です。

水洗いできない素材

水洗いできない素材は以下の4つです。

  • エナメル
  • ムートン
  • スエード

これらの素材は水に弱く傷つきやすい素材のため、水洗いができません。

革やエナメルは革靴やパンプスに多く、フォーマルな靴に使われやすく、またムートンやスエードはブーツに多く、保湿性が高く手触りに特徴があります。

合皮が使われている場合

合皮(合成皮革)は、種類ごとに水洗いができるか異なってきます。

そのため、取扱説明書や品質表示がある場合は必ず確認するようにしましょう!

スニーカーの洗い方を 水洗いができる / できない素材ごとに紹介!

お気に入りのスニーカーを長持ちさせるためにも日ごろのお手入れが大切ですが、「どのようにスニーカーを洗えばいいのか分からない…」と思ってしまいますよね。

そこで、スニーカーの洗い方やおすすめアイテムを紹介いたしますので参考にしてみてくださいね♪

水洗いができる素材の洗い方

まず初めに水洗いができるスニーカーの洗い方について説明していきます。

用意するもの
  • 消しゴム
  • ブラシ
  • 乾いたタオル
  • ツヤ出し剤
  • 靴用ハンガー

次に洗い方の手順を紹介します!

水洗いができるスニーカーの洗い方の手順
  • まず簡単な汚れだけであれば消しゴムで落として完了させる!
  • 靴紐や中敷きを外す
  • スニーカーのほこりを落とす
  • 重曹や洗剤を溶かしたぬるま湯に漬ける
  • ブラシでスニーカーを洗う
  • 綺麗な水かぬるま湯で洗い流す
  • 風通しがいい場所で陰干しする

1つずつ詳しく説明していきますね♪

まず簡単な汚れだけであれば消しゴムで落として完了させる!

布製のスニーカーの”つま先が汚れた”や”ソールのゴム部分を擦ってしまった”などの日常的な汚れであれば靴用なければ文房具の消しゴムを使ってお手入れできます。

しかし、消しゴムで使用できる素材かの確認は必ずしましょう!

水洗いせずに落とせそうな汚れであればこちらの方法がおすすめです♪

詳細な手順
  1. 消しゴムについている汚れをきれいな紙でこすって落とす
  2. スニーカー表面の汚れを優しくこする
  3. ツヤ出し剤をしみこませたタオルで磨く

消しゴムでお手入れができるのは、簡単で嬉しいですよね♪

しかし、レザーやエナメルなどの素材は変色や変形のりすくがあるため使用しないようにしましょう!

こちらの商品はレザーやスウェード、布などのどんなスニーカーにも使用できますのでおすすめです♪

靴紐や中敷きを外す

スニーカー全体の汚れが気になる場合、この手順から始めましょう!

詳細な手順
  1. 靴紐を外す
  2. 中敷きを外す

靴紐や中敷きが付いたまま洗ってしまうと、隙間に洗剤が残って劣化や色褪せの原因となります。

スニーカーのほこりを落とす

スニーカーを濡らす前に、乾いた状態でほこりや汚れを落とします。

アウトドアやスポーツの後は内側に砂が入り込んでいることも多いため、乾いた状態で取り除くとスムーズです!

詳細な手順
  1. 内側から砂を取り除く
  2. アッパー(足を覆う部分)についた汚れを払う
  3. ソール(靴底)についた汚れを落とす

大きな泥がついている場合は、左右の靴底を合わせるようにバンバンと打ち付けると効率よく落とせます。

布地や靴底の溝に入り込んだ砂や泥は、歯ブラシを使用すると綺麗に落とせるのでおすすめです♪

重曹や洗剤を溶かしたぬるま湯に漬ける

スニーカーを重曹や洗剤をとかしたぬるま湯に漬けることで繊維の奥にしみ込んだ汚れが浮かび上がります。

詳細な手順
  1. 40℃くらいのぬるま湯を準備する
  2. 重曹や洗剤を溶かす
  3. ぬるま湯にスニーカー・靴紐・中敷きを浸す
  4. 15~30分ほど漬けておく

基本的には、スニーカーへの負担が少ない中性洗剤を使います。ただし、頑固な泥汚れや時間が経過した汚れには、中性洗剤より洗浄力の強い重曹がおすすめです

溶かす量はお湯1L当たり中性洗剤5g、重曹大さじ3杯が目安です。溶かす割合が多すぎると変色の原因となるため、使用量には注意しましょう!

このようなスニーカー用の洗剤もありますので、心配な方はこのようなものを使用するのが安心ですね♪

ブラシでスニーカーを洗う

スニーカー・靴ひも・中敷き、それぞれの汚れを落としていきます。そのままこすり洗いするだけでも綺麗になりますが、汚れがひどい場合は重曹や洗剤を追加してみましょう!

詳細な手順
  1. スニーカー全体をブラシで優しくこすり洗いする
  2. ブラシが届きにくい部分は歯ブラシで汚れを落とす
  3. 靴紐と中敷きは揉み洗いする

スニーカーの内側は、中から外に汚れをかき出すように洗います。ゴシゴシとこすりたくなりますが、生地を傷めたり型崩れしやすくなったりするため、優しくこするように注意しましょう。

白い靴ひもはさらに酸素系漂白剤に漬け置きすると本来の白さが取り戻せますが、色付きの靴ひもは酸素系漂白剤を使うと色落ちしてしまうため使用は控えましょう。

ブラシは自宅にあるもので代用できますが、このように靴用のブラシもあります♪

きれいな水かぬるま湯で洗い流す

汚れが落ちていることが確認できたら、すすいでいきます!

汚れがきれいに落とせても適切に洗い流せていないとスニーカーが不自然に変色してしまうことがありますので丁寧に行いましょう。

詳細な手順
  1. バケツに綺麗な水かぬるま湯を準備する
  2. 揉み洗いするように洗剤を洗い流す
  3. 泡が出てこなくなるまで②を繰り返す
  4. 乾いたタオルで水気をふき取る

風通しがいい場所で陰干しする

スニーカーの乾燥は直射日光が当たる場所は色落ちや型崩れの恐れがありますので陰干しをしましょう!

詳細な手順
  1. 靴用ハンガーにスニーカーを干す
  2. 風通しがいい場所で陰干しをする
    ※ 靴紐や中敷きも陰干しにしましょう!

靴用ハンガーがない場合は壁に立てかけて干したり、針金ハンガーで代用したりできます。

このような靴用ハンガーがあると、一緒に靴紐や中敷きも干せるのでいいですよね♪

水洗いできない素材の洗い方

水洗いできない素材のスニーカーは専用のクリーナーで洗う必要があります。

準備するもの
  • 専用のブラシ
  • 専用の洗剤(クリーム・クリーナーなど)
  • やわらかい布

手順は以下通りです。

水洗いができないスニーカーの洗い方の手順
  • 専用のブラシで汚れを落とす
    ※ スエード素材の場合は毛並みに逆らってから、毛並みに沿ってブラッシングして汚れを落とす
  • 布で表面を優しくふき取る
  • 布で専用の洗剤を全体に塗布する
  • 綺麗な布で余分なクリームを落とす

専用のブラシや、専用の洗剤はこのようにセットになっているものもありますので1つあると安心ですよね♪

専門の業者にお任せするのもおすすめ!

もし自分で洗うのが不安な場合は、専門のクリーニング業者に依頼するのもおすすめです。

靴専門のクリーニング店「Kutoon Wash(クトゥーンウォッシュ)」は、低価格ながら丁寧な作業で靴をきれいに洗ってくれます。利用方法はスマホで申し込んで発送するだけ!手軽に試せるのは嬉しいですよね。

もちろんスニーカーにも対応しているので、自分で洗って失敗したくない方はぜひ利用を検討してみてください。

家で待つだけ

スニーカーを洗う際の注意点

いざスニーカーを洗おうと思っても、どんな点を注意したらいいのかわかりませんよね…。

そこでどのスニーカーにも共通する洗う際の注意点を紹介いたします!

スニーカーを洗う際の注意点
  • 優しく丁寧に洗う
  • 洗剤の種類、量に注意する
  • 漬け置きする場合は、長時間放置しない
  • 直射日光やドライヤーを当てない

1つずつ説明していきますね。

優しく丁寧に洗う

どのスニーカーであっても、洗う際に記事を傷めないよう、優しく丁寧に扱いましょう。

特にブラシで擦ったり、揉み洗いしたりする際にはゴシゴシと力が入りやすくなりますので気を付けましょう!

洗剤の種類、量に注意する

スニーカーの素材によって、使える種類が異なります。

また、洗剤の濃度が高すぎることでスニーカーを傷めてしまう原因となることもあります。

必ず洗剤を使用する際には、洗剤の種類や量を守って洗いましょう!

漬け置きする際には、長時間放置しない

頑固な汚れがついている場合、漬け置きをすると思います。

しかし、長時間放置しすぎると色落ちや型崩れの原因になりますので、長時間放置することはやめましょう。

直射日光やドライヤーを当てない

スニーカーは生地を傷めないためにも、陰干し・自然乾燥で乾かしましょう

早く乾かしたい場合は、スニーカーの中に丸めたタオルや新聞紙をいれておくのがおすすめです♪

スニーカーを長持ちさせるポイントは?

お気に入りのスニーカーを洗う頻度を下げて、長く履ける方法があったら嬉しいですよね…

そこで、スニーカーを長持ちさせるためのポイントを紹介するので是非参考にしてみてくださいね♪

スニーカーを長持ちさせるポイント
  • 定期的に防水スプレーをかける
  • 正しい履き方をする
  • 履いた後は風通しのいい日陰へ

1つずつ説明していきますね。

定期的に防水スプレーをかける

スニーカーは水で洗うことで傷んでしまい長持ちさせることが厳しくなります。そのため、普段から汚れをつけないようにしましょう。

汚れをつきにくくするためには、定期的に防水スプレーをかけるのがおすすめです。防水スプレーを定期的にかけることで、スニーカーの綺麗な状態を保ちやすくなります!

防水スプレーによっては使用できるスニーカーの素材などが限られますので注意しましょう。

こちらの商品のように、スニーカーの代表的素材、スエード・ヌバック・キャンバス・ナイロン等の素材に対応している防水スプレーもあります♪

正しい履き方をする

スニーカーの型崩れを防ぐためには、かかとを潰して履かないなど正しい履き方をすることが大切です。

また、靴紐を緩く結びすぎるのも型崩れの原因になりますので注意しましょう!

履いた後は風通しのいい日陰へ

スニーカーを1日履くと、汗や湿気で雑菌が繁殖しやすい状態になり、嫌な臭いが発生していまうことがあります。

嫌な臭いを防ぐには、スニーカーを履いた後に風通しのいい日陰に置いておきましょう♪

まとめ【スニーカーは素材によって水洗いはダメ!】

最後にこの記事の内容をまとめると以下通りです。

水洗いできるスニーカーの素材
  • 布(キャンバススニーカーなど)
  • ビニール
  • ゴム
水洗いできないスニーカーの素材
  • エナメル
  • ムートン
  • スエード
水洗いができるスニーカーの洗い方の手順
  • まず簡単な汚れだけであれば消しゴムで落として完了させる!
  • 靴紐や中敷きを外す
  • スニーカーのほこりを落とす
  • 重曹や洗剤を溶かしたぬるま湯に漬ける
  • ブラシでスニーカーを洗う
  • 綺麗な水かぬるま湯で洗い流す
  • 風通しがいい場所で陰干しする
水洗いができないスニーカーの洗い方の手順
  • 専用のブラシで汚れを落とす
    ※ スエード素材の場合は毛並みに逆らってから、毛並みに沿ってブラッシングして汚れを落とす
  • 布で表面を優しくふき取る
  • 布で専用の洗剤を全体に塗布する
  • 綺麗な布で余分なクリームを落とす
スニーカーを洗う際の注意点
  • 優しく丁寧に洗う
  • 洗剤の種類、量に注意する
  • 漬け置きする場合は、長時間放置しない
  • 直射日光やドライヤーを当てない
スニーカーを長持ちさせるポイント
  • 定期的に防水スプレーをかける
  • 正しい履き方をする
  • 履いた後は風通しのいい日陰へ

スニーカーは素材によって、水洗いができるものとできないものがあるということを今回紹介させていただきました。

お気に入りのスニーカーを長く履き続けられるように、今回紹介した洗い方や長持ちさせるポイントを参考にしてみてくださいね♪

プロに任せるのもおすすめ

執筆者情報

スム家事編集部
主婦を中心としたメンバーが、日常の家事のお悩みを解決するための情報を分かりやすく発信しています。
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