ジャムにカビが生えちゃった!これって食べられるのかな…
ジャムにカビが生えないようにするにはどうしたらいいのかな?
ジャムにカビが生えてしまったときに、カビを取り除けばジャムは食べられるのか気になりますよね。
しかし、
ジャムにカビが生えたら食べない方がいい!
カビにはたくさんの種類があり、表面だけでなく内部にまで入り込むカビも存在します。そのため、表面のカビだけを取り除いても、安全に食べられるとは言えません。
実は、ジャムにカビが生えないようにする対策や保存方法を工夫することができますので、後ほど紹介させていただきます♪
本記事では
- ジャムにカビが生えてしまったけど、食べられる?
- ジャムにカビが生えにくくなる対策4つ!
- ジャムにカビが生えないようにする保存方法を紹介!
- ジャムにカビが生えた時の捨て方は?
について書いていきます。
ぜひ、ジャムにカビが生えないようにするための参考にしてみてくださいね♪
ジャムにカビが生えてしまったけど、食べられる?
冒頭でもお伝えした通り、ジャムにカビが生えていたら食べずに捨てるようにしましょう。
カビには多くの種類があり、中でも毒性の強いカビは、体内に入ることで食中毒を引き起こす場合があります。
そのため、ジャムにカビのようなものを見つけたら、無理に食べようとせず捨てることをおすすめします。
とはいえ、「もったいない」という気持ちから、次のような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?
- カビが生えている表面だけ取り除けば大丈夫?
- カビの種類によっては食べられる?
- 加熱したら食べられる?
1つずつ解説します。
カビが生えている表面だけ取り除けば大丈夫?
カビが生えているのが表面だけであっても、内部にも目に見えないカビが入り込んでいることがあります。
そのため、表面だけ取り除いて食べるのもおすすめできません。
カビの種類によっては食べられる?
確かに、カビの種類の中には毒性の低いものもあります。しかし、カビには数多くの種類があり、見た目だけで毒性の強さを判断するのは専門家でもない限り難しいです。
「白カビなら食べても大丈夫」などというように安易に判断するのはやめましょう。
加熱したら食べられる?
また、「加熱したら食べられるのでは?」と考える方がいるかもしれませんが、こちらも避けた方が良いでしょう。
熱によってカビが死滅したとしても、カビの毒素が完全に消えるわけではありません。もともと毒性の高いカビの場合、やはり食中毒などの危険があります。
このように、ジャムにカビが生えていたら、迷わず捨てるのがおすすめです。
「もったいない」という気持ちも分かりますが、もしお腹を壊して病院に行くことになったら、ジャムの価格よりも多くの医療費がかかってしまうかも…。
カビの生えたジャムは潔く処分して、安心して食べられる新しいジャムを買いに行きましょう!
ジャムにカビが生えにくくなる対策4つ
せっかく買った美味しいジャムを最後まで楽しむためにカビを防ぐ方法があれば知りたいですよね…。
ジャムにカビが生えないようにするには中にカビ菌が入る機会を減らすことが大切です。
以下の4つの対策をすることで、ジャムにカビが生えるのを防ぐことができます!
- 清潔なスプーンで取り出す
- フタはすぐに閉める
- 使い終わったらすぐ冷蔵庫へ入れる
- 開封後は早めに使い切る
1つずつ解説していきます。
清潔なスプーンで取り出す
ジャムを取り出す際に使用するスプーンは必ず清潔なものを使用しましょう。
また、スプーンについたパンくずがジャムに残るとカビの原因になってしまう可能性があるため、一度ジャムをパンなどに塗ったスプーンを再度ジャムの瓶へ入れないようにするとよりカビを防ぐことができます!
家族など複数人で同じジャムを使ったり、複数のパンに使ったりするときは、ジャムを取り出すスプーンとパンに塗り広げるスプーンを分けるといいでしょう。
しかし、スプーンをいくつも使用するのは正直手間に思ってしまうこともありますよね…
そんな方にはこのようなスプーンが不要なタイプのジャムを購入するのがおすすめです♪
フタはすぐに閉める
空気中のカビが瓶に入るとカビの原因につながります。
フタの開け閉めは速やかに行い、開けっ放しにすることはやめ、カビが生えるのを防ぎましょう!
使い終わったらすぐに冷蔵庫へ入れる
温度変化が激しいと結露が発生し、その水分がカビの温床になってしまう可能性があります。
冷蔵庫から出したジャムは使ったらすぐに冷蔵庫へ入れるようにしましょう!
開封後は早めに使い切る
開封前は日持ちするジャムですが、開封後は賞味期限に関わらず早めに使い切りましょう!
こちらのような早めに食べきれる個包装のジャムや瓶を購入するのもおすすめです♪
ジャムにカビが生えないようにする保存方法を紹介!
せっかく買ったジャムをカビが生えないように、長持ちさせる方法があったらいいのに…と思いますよね。
そんなときのおすすめの保存方法は“冷凍保存”です。
一般的にジャムは開封後2週間で食べきる必要がありますが、冷凍保存であれば”約6か月”ほど日持ちします。
また、ジャムを冷凍保存してもカチカチに固まってしまうということはないため、そのまま使用することができるのも冷凍保存のおすすめポイントです♪
おすすめのジャムの冷凍方法は以下の2つです。
- 保存袋で小分けにして冷凍する方法
- 密閉容器にまとめて冷凍する方法
1つずつ紹介していきますので、参考にしてみてください♪
保存袋で小分けにして冷凍する方法
ジャムの使用量が少ない方におすすめの方法である”保存袋”を使う方法です。
ジャムの使用量1回分の量を小分けすることができるため、必要な分のみ解凍できるため劣化を防ぐことができます。
- ジャムを小分けにしてラップで包む
- 冷凍用保存袋に入れる
- 空気に触れないよう、空気を抜いて保存袋の封を閉じる
急いで冷凍したい方は、金属製のバットやトレイにのせると急速冷凍も可能です。
密閉容器にまとめて冷凍する方法
こちらの方法は、お菓子作りや料理など一度に多めに使う場合におすすめです。
冷凍庫から出し入れしてしまうと風味が損なわれてしまうので一度に使い切れる量を入れることができる小さめの保存容器を用意しましょう♪
- 冷凍用保存容器に一度に使いやすい量のジャムを入れる
- 蓋をして冷凍する
こちらのように小分けで冷凍できると簡単ですし、ひとつずつ使えていいですよね♪
ジャムにカビが生えた時の正しい捨て方は?
カビが生えてしまい食べられなくなったジャムは、このまま捨てていいのか、どうしたらいいのかわからないですよね。
カビが生えてしまったジャムをそのままゴミ箱に捨てると、カビの胞子が空気中に大量に舞ってしまい室内を汚染してしまう可能性があります。
そのようにならないためにも正しい捨て方を紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね♪
- ジャムの瓶の中に塩素系の漂白剤を入れる
※ 必ず換気し、また必要に応じてゴム手袋をつけましょう - 数回振って混ぜる
- 5~10分放置する
- ビニール袋に中身を移し替える
- 袋の口を縛って生ごみとして処分する
まとめ【ジャムはカビが生えないように対策できる!】
最後にこの記事の内容をまとめると以下通りです。
ジャムにカビが生えたら食べない方がよい
- 清潔なスプーンで取り出す
- フタはすぐに閉める
- 使い終わったらすぐ冷蔵庫へ入れる
- 開封後は早めに使い切る
- 保存袋で小分けにして冷凍する方法
- 密閉容器にまとめて冷凍する方法
- ジャムの瓶の中に塩素系の漂白剤を入れる
- 数回振って混ぜる
- 5~10分放置する
- ビニール袋に中身を移し替える
- 袋の口を縛って生ごみとして処分する
せっかく買ったジャムを最後まで楽しむために、紹介した保存方法や対策を参考にしてみてくださね♪