
窓ガラスのガムテープ跡が気になる…
激落ちくんのスポンジで落とせないかな?
窓ガラスや床に残ったガムテープ跡、激落ちくんなどの身近な掃除用品で落とすことができればいいなと考える方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ガムテープ跡を激落ちくんのスポンジで綺麗にしようとするのはあまりおすすめできません。
なぜなら、時間が経って固まったガムテープ跡はそもそも取り除くのが難しく、激落ちくんでこすっただけではなかなか落ちにくいからです。



根気よくこすり続ければ取れるかもしれませんが、時間も体力も消耗するためあまりおすすめはできません…
そこでこの記事では、頑固なガムテープ跡をできるだけ楽に取り除く方法についてご紹介していきます。



専用の道具を使う方法や、ハンドクリームなどの身近なものを使う方法もご紹介しますので、あなたに合うやり方で試してみてください!
この記事では、
- ガムテープ跡は激落ちくんで綺麗になる?
- ガムテープ跡のベタベタの取り方7選
- ガムテープ跡におすすめのシール剥がし剤
について解説します。
頑固なガムテープ跡を綺麗に取り除いて、窓ガラスや床をすっきり綺麗にしていきましょう♪
ガムテープ跡は激落ちくんで綺麗になる?


冒頭でもお伝えした通り、ガムテープ跡を激落ちくんのスポンジでこすって綺麗にしようとするのはあまりおすすめできません。
なぜなら、時間が経って固まったガムテープ跡はそもそも取り除くのが難しく、激落ちくんでこすっただけではなかなか落ちにくいからです。



根気よくこすり続ければ取れるかもしれませんが、時間も体力も消耗するため、あまり効率的な方法とは言えません…
激落ちくんを使用する際は、次にご紹介する方法と併用するなどして、補助的に使うことをおすすめします。
ガムテープ跡のベタベタの取り方


では、ガムテープ跡を綺麗に取り除くおすすめの方法をご紹介していきます。専用の道具を使う方法のほか、身近なものを使う方法もご紹介しますので、参考にしてみてください。
- シール剥がし剤を使う
- スクレーパーを使う
- ハンドクリームを塗る
- サラダ油を塗る
- 中性洗剤+ラップ
- 除光液を塗る
- ヘアドライヤーで温める
1つずつ詳しく見ていきましょう。
シール剥がし剤を使う
頑固なガムテープ跡には、粘着成分を効果的に溶かして除去できる「シール剥がし剤」を使用するのがおすすめです。
使い方は、粘着跡に液剤を塗布またはスプレーし、指示通りの時間放置した後、柔らかくなった部分をスクレーパーやタオルで拭き取ります。
スプレータイプのものが多く、広範囲の粘着跡にも使いやすいです。さらに、液だれしにくい泡タイプの商品もあるため、窓ガラスのガムテープ跡におすすめです。
ただし、商品によっては使用できる対象物が限られています。使用前には必ず説明書を確認し、対象物に使用可能かどうか確認しましょう。
後ほど、ガムテープ跡におすすめのシール剝がし剤について詳しくご紹介しますので、参考にしてみてください!
スクレーパーを使う
また、専用のスクレーパーを使うと、手作業よりもきれいに早く作業ができます。
特にガラス面での作業に便利ですが、金属製の刃で表面を傷つけないよう慎重に扱う必要があります。
多目的に使える道具なので、一つ持っておくと便利でしょう。
ハンドクリームを塗る
身近なものを活用する方法としては、ハンドクリームを使う方法があります。
ハンドクリームに含まれる油分は、ガムテープの粘着剤を溶かすのに役立ちます。使い方は簡単で、ベタベタ部分にクリームを塗り、数時間置いた後、柔らかい布で拭き取るだけです。
家にハンドクリームが余っている人は、ぜひ試してみてください。
ただし、ガムテープ跡が広範囲に渡る場合は、塗りこむのに手間がかかるため注意が必要です。広範囲のガムテープ跡を綺麗にするには、シール剥がしスプレーを使用するのがおすすめです。
サラダ油を塗る
同じく油分を使って落とす方法として、サラダ油も効果的です。
粘着跡にサラダ油を塗って浸透させ、粘着力が弱まったところで拭き取ります。作業後は中性洗剤で油分をきちんと洗い流し、水拭きをして仕上げましょう。
中性洗剤+ラップ
食器用や衣類用の中性洗剤に含まれる界面活性剤にも、粘着剤の力を弱める効果があります。
粘着跡に洗剤を染み込ませ、さらにラップで覆って10分ほど放置すると効果的です。その後しっかり拭き取りましょう。
除光液を塗る
マニキュアを落とすときに使う除光液も、ガムテープ跡の除去に役立ちます。
除光液には、専用のシール剥がし剤にも入っている「有機溶剤」が含まれるため、テープの粘着成分を溶かす効果があります。
除光液を粘着跡に染み込ませて10分ほど待つと、簡単に除去できるようになるでしょう。
ただし、プラスチック製品や樹脂製品、木製のものに使うと変色の恐れがあるので使用は控えてください。また、匂いが強いため、必ず換気をしながら作業しましょう。
ヘアドライヤーで温める
粘着剤は熱に弱い性質があるため、ヘアドライヤーの温風をあてるのも効果的です。
ヘアドライヤーの温風を粘着面に数十秒あて、粘着剤を柔らかくします。そして、古いカードやヘラで少しずつ剥がしていきましょう。先述したハンドクリームを使う方法と併用するのもおすすめです。
ただし、対象物が熱に弱い場合には注意が必要です。特に冬場のガラスなどは、急激な温度変化で破損する恐れがあります。
ガムテープ跡におすすめのシール剥がし剤
時間が経って固くなったガムテープ跡は、シール剥がし剤を使って取り除くのがおすすめです。
ここでは、頑固なガムテープ跡におすすめのシール剥がし剤をご紹介します。
- 3M(スリーエム)「スプレー クリーナー30 330ml」
- LOCTITE(ロックタイト) 「強力粘着剤はがし 220ml」
- LOCTITE(ロックタイト) 「ハケ塗り強力粘着剤はがし 200ml 」
3M(スリーエム)「スプレー クリーナー30 330ml」
天然の柑橘油が主成分として使われており、強力な洗浄力でガムテープ跡のベタベタを取り除いてくれます。
スプレーなので広範囲のガムテープ跡にも使いやすく、使用後は水で洗い流すことができます。
また、ガムテープ跡の除去のほかにも、油性ペンの汚れを落としたり、油分が付着した工具を洗浄したりと、多用途で使うことが可能。
330mlのお徳用サイズのほか、100mlのコンパクトサイズも用意されているので、用途に合わせて選んでみてください。
\330mlはこちら/
\100mlはこちら/
LOCTITE(ロックタイト) 「強力粘着剤はがし 220ml」
こちらは、液ダレしにくい泡タイプのシール剥がし剤です。ムース状の泡が噴射されるので、窓ガラスなどの垂直面での使用にもおすすめ。
また、テープ跡を剥がすのに適した専用ヘラも付属しており、作業効率が高いのも嬉しいポイントです。
ただし、ガラス・金属・タイルには使えますが、プラスチック・皮革には使用できないので注意しましょう。
タイル壁や窓ガラスなどの垂直面に使いたい場合や、専用ヘラで楽に作業を進めたい場合にぜひ試してみてください。
LOCTITE(ロックタイト) 「ハケ塗り強力粘着剤はがし 200ml 」
飛び散らない「ハケ塗り」タイプもおすすめです。
スプレータイプに比べて周囲への飛び散りを抑えられるため、細かいガムテープ跡の除去に適しています。また、床のガムテープ跡に使用する際にも塗りやすいでしょう。
こちらも専用ヘラが付いてくるので、スムーズに作業が可能です。周りへの飛び散りが心配な場合や、主に床に使用したい場合にいかがでしょうか。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめると下記の通りです。
- 固まったガムテープ跡は除去が難しく、激落ちくんでこすっただけでは落ちにくい
- 根気よくこすり続ければ取れるかもしれないが、時間も体力も消耗する
- ガムテープ跡除去の場面では、激落ちくんは補助的に使うのがおすすめ
【専用の道具を使う方法】
- シール剥がし剤を使う
- スクレーパーを使う
【身近なものを使う方法】
- ハンドクリームを塗る
- サラダ油を塗る
- 中性洗剤+ラップ
- 除光液を塗る
- ヘアドライヤーで温める
- 3M(スリーエム)「スプレー クリーナー30 330ml」
- LOCTITE(ロックタイト) 「強力粘着剤はがし 220ml」
- LOCTITE(ロックタイト) 「ハケ塗り強力粘着剤はがし 200ml 」
頑固なガムテープ跡は、激落ちくんだけで落とそうとせず、シール剝がし剤やハンドクリームなどを使って効率的に取り除くのがおすすめです。
この記事でご紹介した方法やおすすめの商品を参考にして、ぜひガムテープ跡をすっきり除去してください。