洗濯しようと柔軟剤を取り出したらドロドロに!
このまま洗濯に使ってもいい?
ドロドロに固まった柔軟剤…
何とか元に戻せる方法はないかしら?
日々の洗濯に必要な柔軟剤、使おうとしたらドロドロに固まっていたという経験はありませんか?このまま使っても大丈夫なのか不安になりますよね。
結論からいうと、ドロドロに固まった柔軟剤は使用しないことをおすすめです。その状態のまま洗濯に入れてしまうと衣類のシミや洗濯機の詰まりの原因になる可能性があります。
けれども、すぐに捨てるのももったいなく感じる気持ちよく分かります。そんなときは次の方法を試してみましょう。
- 上下によく振る
- 容器全体を温める
- 柔軟剤をお湯で薄める
- メーカーに問い合わせる
上記のことをやってもどうにもならないときは洗濯に使うのは潔く諦めましょう。ただ、そのまま捨てることに抵抗がある場合はドロドロの柔軟剤の活用法を後ほどご紹介しますので、トライしてみてくださいね。
さらに柔軟剤がドロドロに固まってしまう原因と予防法についても説明しますので、次に柔軟剤を購入する際に参考になると嬉しいです。
この記事では
- 柔軟剤がドロドロに固まった!【対処法】
- ドロドロに固まった柔軟剤の活用法
- 柔軟剤がドロドロに固まる原因
- 柔軟剤をドロドロにしないための予防法
- 柔軟剤を使わない洗濯の方法
についてご紹介します!
この記事を読んでドロドロになった柔軟剤の対処法や予防策を知って、日常生活をより快適に過ごしましょう!
柔軟剤がドロドロに固まった!【対処法】
最初に述べたようにドロドロに固まった柔軟剤をそのまま洗濯に使用することはおすすめできません。柔軟剤が固まった状態で洗濯機に入れてしまうと衣類にシミができたり、詰まってしまう可能性があります。
買ったばかりの柔軟剤や大量に残っている場合は、破棄するのにためらいを感じてしまいますよね。そんなときは次の方法を試してみましょう。
- 上下によく振る
- 容器全体を温める
- 柔軟剤をお湯で薄める
- メーカーに問い合わせる
それぞれ説明します。
上下によく振る
まずはお手軽な方法として、柔軟剤を上下によく振ることがあげられます。蓋がしっかり閉じていることを確かめてから液体がスムーズに動くようになるまで沢山振りましょう。
容器全体を温める
十分に柔軟剤を振っても改善されない場合は、容器全体を温めてみましょう。柔軟剤は極端に寒くても暑くても固まりやすいとされています。45度くらいのお湯に容器を入れて温めるのがおすすめです。焦って高温のお湯にすると成分が変質する可能性があるので程よい温度を心がけましょう。冬ならば暖房器具の近くに置いてみるのも一つです。
柔軟剤をお湯で薄める
お湯で温めてみても固まりのままならば、お湯で薄めてみましょう。容器に直接入れるのが不安に感じる場合や量が多くでお湯を入れづらい場合は、使う分だけ出して45度くらいのお湯と混ぜるのがおすすめです。
最近の柔軟剤は濃度が高いので多少薄めても効果が低下することはないとされています。お湯で溶かして緩めておくと、柔軟剤の投入口が汚れにくくなるメリットもあります。
メーカーに問い合わせる
どれも上手くいかないときや未開封の柔軟剤が固まっている場合は、メーカーに問い合わせるのも一つの方法です。メーカーによって対応は異なりますが、代替品を送ってくれるケースもあるようです。また、固まり具合に合う的確なアドバイスを教えてもらえることもあります。
ドロドロに固まった柔軟剤の活用法
さきほど柔軟剤がドロドロに固まった際の元に戻す方法について説明しました。対処法を試しても上手くいかない場合でも“ただ捨ててしまうのはもったいないな…何かに使えないかしら…”と思う方もいらっしゃると思います。
そんなときは次のような活用法がおすすめです。
- 拭き掃除
- フローリングのワックス
- 部屋用のスプレー
それぞれ説明します。
拭き掃除
まず、柔軟剤入りの水を作って拭き掃除に使うという方法があります。1Lの水に柔軟剤5mLを溶かして、固く絞った雑巾で床や窓を拭いていきます。柔軟剤には静電気を防止する効果があるので、ホコリが付きにくくなり、綺麗な状態を保ちやすくなります。
フローリングのワックス
フローリングのワックスとしても活用できます。水に少量の柔軟剤を溶かして雑巾で拭くと、フローリングがピカッとしてホコリもつきにくくなります。
部屋用のスプレー
お気に入りの香りの柔軟剤ならば部屋用のスプレーにするのもおすすめです。水500mLに対して柔軟剤を25mLほど入れて振って完成です。消臭効果を加えたいときは重曹12g程度加えます。
柔軟剤がドロドロに固まる原因
ここまで柔軟剤が固まったときの対処法や洗濯以外の活用方法について説明しました。ドロドロになっても焦らず対応できるのも安心ですが、“そもそも柔軟剤が固まる原因は何だろう?”と気になった方もいらっしゃると思います。
柔軟剤がドロドロに固まる原因としては次のようなものが考えられます。
- 保管場所の温度
- 長期間の保存
- 違う種類の柔軟剤を混ぜたこと
それぞれ説明します。
保管場所の温度
まず、保管場所の温度が高いor低いことが原因に挙げられます。具体的には暑い夏に30度以上、寒い冬に0度以下の場所で保管しているとドロドロ状になりやすいです。また、気温の高低差が急激な場合も柔軟剤の成分に影響を与えて固まりやすくなります。
長期間の保存
次に柔軟剤の長期保存もドロドロの原因となります。正しい保管で未開封だと3年程度もち、開封した場合は数ヶ月以内に使い切るのがおすすめです。特売日などにストックとして買いだめしやすいですが、小まめに購入する方が固まりの心配を減らすことができます。
違う種類の柔軟剤を混ぜたこと
違う種類の柔軟剤を混ぜてしまうと固まりやすくなります。本体の柔軟剤と異なるものを詰め替えると、残っている柔軟剤の成分と反応してしまうそうです。新しい香りなど柔軟剤を変えたいと思ったときは、本体をしっかり洗うかボトルも新しくするなどの対応をおすすめします。
柔軟剤をドロドロにしないための予防法
先ほど柔軟剤が固まってしまう原因について説明しました。できればドロドロになることなく柔軟剤を使いたいですよね。ここでは柔軟剤をドロドロにしないための予防法をご紹介します。
次のことを意識してみると柔軟剤が固まりにくくなります。
- 直射日光に当たらないように保管する
- 早めに使い切る
- ストックをしすぎない
- 容器をしっかり洗う
それぞれ説明します。
直射日光に当たらないように保管する
柔軟剤を保管する場所は直射日光の当たらない場所がおすすめです。気温が高くても低くても柔軟剤は固まりやすいので、直射日光が当たる場所は気温の寒暖差が起こりやすいので避けましょう。
早めに使い切る
開封済みの柔軟剤は長くても数ヶ月以内に使い切りましょう!一度開けてしまうと、時間が経つほどに柔軟剤の成分が分離していきます。日によって香りを変えたいと色々な種類の柔軟剤を用意しておきたい気持ちは分かりますが、1種類を使い切ることをおすすめします。
ストックをしすぎない
必要以上にストックをしすぎないことも大切です。保存状態が良くても3年、上手くできなければ未開封でも柔軟剤は固まりやすいとされています。特に冬場はドロドロになることが多いので、特売だからといって買いすぎないようにしましょう。
容器をしっかり洗う
容器をしっかり洗うことも予防になります。異なる種類の柔軟剤が混ざることでドロドロに固まってしまいます。容器の柔軟剤と違うものを詰め替えるときは、しっかり洗うことをおすすめします。
柔軟剤を使わない洗濯の方法
ここまで柔軟剤をドロドロにしない予防法や固まったときの対処法をお伝えしてきました。対策を知っていると安心ですが、“保管やストックを考えると、洗濯で柔軟剤を使わなくても済む方法も知りたいな…”と感じる場合もあるかと思います。
実は次のようなアイテムや方法で柔軟剤なしの洗濯が可能になります。
- 柔軟剤の代用品
- クエン酸
- レノアクエン酸in
- 干す前に洗濯物を振る
それぞれ説明します。
柔軟剤の代用品
まず、クエン酸が柔軟剤の役割を果たしてくれます。クエン酸には衣類を柔らかくする働きに加え、消臭効果もあります。また、柔軟剤よりも刺激が少ないので敏感肌の方にもおすすめです。
クエン酸
クエン酸を柔軟剤として使用する場合は水に溶かしてから投入口に入れるのがおすすめです。洗濯機の投入口に入る量にもよりますが、クエン酸小さじ1杯に対して水30~40mLほどが一般的とされています。
筆者も子どもが小さいのでクエン酸を柔軟剤代わりに使っています。きちんと消臭されているところがお気に入りです。
レノアクエン酸in
毎回、クエン酸を水に溶かすのが億劫に感じる場合は、レノアクエン酸inがおすすめです。衣類の消臭剤として柔軟剤の投入口に入れるので、手間が少なく済みます。また、さらりとした液体なのでドロドロと固まる心配がないところもうれしいですね♪
干す前に洗濯物を振る
洗濯物を干す前に5~10回ほど振るのもおすすめです。柔軟剤を使わないことでゴワつきやすくなるものの代表にタオルがありますね。タオルの端を持ってパンパンと振ると、よれた繊維が立ち上がるので風通りが良くなってふんわり仕上がります。
まとめ
最後にこの記事についてまとめます。
- 上下によく振る⇒蓋がしっかり閉まっていることで確認してからスムーズになるまで振ります。
- 容器全体を温める⇒45度くらいのお湯に容器を漬けてしばらく待ちます。
- 柔軟剤をお湯で薄める⇒使う分だけ柔軟剤を出して45度の温度と混ぜます。
- メーカーに問い合わせる⇒メーカーによっては代替品を送ってくれたり、アドバイスを教えてもらえます。
ドロドロに固まったまま洗濯に使うのは衣類のシミや洗濯機の詰まりの原因になるので控えましょう!
- 拭き掃除⇒1Lの水に柔軟剤5mLを溶かして固く絞った雑巾で拭くとホコリがつきにくくなります。
- フローリングのワックス⇒少量の柔軟剤と水を混ぜてフローリングを拭くと綺麗になります。
- 部屋用のスプレー⇒水500mLに対して柔軟剤25mLで作れます。重曹12gで消臭効果も加わります。
- 保管場所の温度⇒30度以上と0度以下で固まりやすく、寒暖差が激しい場合もドロドロになりやすいです。
- 長期間の保存⇒未開封で3年程度、開封後は数ヶ月以内に使いきらないと分離が進んでいきます。
- 違う種類の柔軟剤を混ぜたこと⇒容器と異なる柔軟剤が入ると残っている成分と反応して固まります。
- 直射日光に当たらないように保管する⇒光が当たる場所は寒暖差が激しくなるので避けましょう!
- 早めに使い切る⇒開封した柔軟剤は時間が経つほど分離するので、1種類を使い切るのがおすすめです。
- ストックをしすぎない⇒長期の保管によってドロドロしていくので使う予定の分だけ購入しましょう。
- 容器をしっかり洗う⇒違う種類の柔軟剤が混ざると固まりやすいので、新しいものを詰め替えるときは入念に容器を洗いましょう。
- 柔軟剤の代用品
- クエン酸⇒小さじ1杯に水30~40mLに溶かしてから柔軟剤の投入口に入れましょう。
- レノアクエン酸in⇒サラリとした液体で消臭効果も期待できます。
- 干す前に洗濯物を振る⇒タオルなどの端を持ってパンパンと10回程度振ります。
ドロドロになってしまった柔軟剤の対処法や原因と対策、柔軟剤を使わない方法など自分に合うやり方を選んで日々の洗濯を快適に行ってみてくださいね♪