おかずとして人気の唐揚げがべちゃべちゃになってしまったとき、“なんとか復活させたいな…”と思いますよね。
調べてみると、次のようなアイテムで再加熱することでべちゃべちゃ唐揚げをカリカリに復活できます。
- トースターで焼く
- 魚焼きグリルで焼く
- フライパンで炒める
- オーブンで焼く
揚げたてにも関わらず唐揚げがべちゃべちゃになる原因やカラッと揚げるポイントについても説明しますので、参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- 唐揚げのべちゃべちゃを復活!【4つの方法】
- 唐揚げがべちゃべちゃになる原因
- カリカリに揚げるポイント
についてご紹介します。
再加熱の方法や揚げるポイントも知って、揚げたても時間が経っても唐揚げを美味しくいただきましょう♪
唐揚げのべちゃべちゃを復活!【4つの方法】
最初に述べたように唐揚げがべちゃべちゃになった場合は次のような方法で復活させられます。
- トースターで焼く
- 魚焼きグリルで焼く
- フライパンで炒める
- オーブンで焼く
それぞれ説明します。
トースターで焼く
べちゃべちゃな唐揚げもトースターで焼くと復活します。一度丸めてシワシワになったアルミホイルを敷いて焼くのがおすすめです。アルミホイルの溝に余分な油が集まるので、加熱部分に直接油が落ちることを防ぐことができます。
5分ほど焼いてから裏返しにして反対の面も焼いて完成です。時間をかけて加熱していくので焦げることなく焼けます。
魚焼きグリルで焼く
魚焼きグリルも乗せて焼くだけなので手軽に唐揚げをカラッとできます。余分な油も網の下の受け皿に落ちるのでヘルシーに仕上がるのも嬉しいポイントです。火が強くなりやすいので、焦げないように小まめに確認するのがおすすめです。
フライパンで炒める
フライパンで炒める方法もおすすめです。油は引かずにそのまま唐揚げをじっくり焼いていきます。べちゃべちゃな唐揚げだと余分な油が多いので、その油でカラッとしていきましょう。それでも残る余計な油はキッチンペーパーなどで拭き取るのも大切です。
オーブンで焼く
オーブンでゆっくり焼いていく方法もあります。180~200度にオーブンを余熱し、クッキングシートを敷いた天板の上に唐揚げを置いて15分ほど加熱します。水分と油分が飛んでいくので、カリッと仕上がります。
唐揚げがべちゃべちゃになる原因
先ほど、べちゃべちゃな唐揚げを復活させる再加熱の方法について説明しましたが、“そもそも唐揚げがべちゃべちゃになるのはなぜかしら?”と疑問に思った方もいらっしゃると思います。
調べてみると、唐揚げがべちゃべちゃになる原因として次のようなものが挙げられます。
- 揚げるときに低温
- 一度に揚げる量が多い
- 残っている調味料の水分が多い
- 衣をつけた後すぐに揚げる
- 揚げている間に触りすぎている
それぞれ説明します。
揚げるときに低温
まずは揚げるときに低温なことが大きな原因になります。温度が低いと、衣が肉汁や油を吸ってしまので唐揚げがべちゃべちゃしてしまいます。揚げ物の一番大事なことは温度管理なので、常に170~180℃をキープするように心がけましょう。
一度に揚げる量が多い
一度に上げる量が多いと唐揚げがべちゃつきやすくなります。材料は冷たいので揚げ油の中に一気に沢山入れてしまうと、油の温度が下がります。
温度が低いことは唐揚げがベちゃつく最大の原因になるので、手間がかかるので気持ちはよく分かるのですが…少量で揚げていくのがおすすめです。
残っている調味料の水分が多い
残っている調味料の水分が多いことも原因になります。唐揚げの鶏肉などは衣をつける前に調味料につけることが多いと思います。その調味料の水分が多く残っていると、衣が水分を吸うことで重たくなってしまいます。
衣につける前はザルにあげておくなど、余分な調味料液を落としておくとカラッとしやすいです。
衣をつけた後すぐに揚げる
衣をつけた後すぐに揚げるのも上手くカラッとしないことが多いです。すぐに揚げると衣と鶏肉の結びつきが弱いため油の中で剥がれやすくなります。衣と材料を馴染ませることがポイントです。
揚げている間に触りすぎている
揚げている間に材料を菜箸で触りすぎていることもべちゃつきやすくなります。焦げないかどうかなど色々と気になる気持ちはよく分かりますが、触るほど衣が剥がれてしまいます。一度、油の中に入れたら少なくとも1分は放置しましょう。
カリカリに揚げるポイント
ここまで再加熱のやり方やべちゃべちゃになる原因について説明しましたが、“せっかくなら出来たてはカリカリな唐揚げにしたい!”と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
唐揚げをカラッと揚げたい場合は次のポイントを押さえるのがおすすめです。
- 鶏肉から出た余計な水分を切る
- 衣をつけたら少し置く
- 温度は170~180℃をキープ
- 油に入れたら1分は放置
- できれば2度揚げする
それぞれ説明します。
鶏肉から出た余計な水分を切る
まずは、鶏肉から出た余計な水分を切ることがポイントです。キッチンペーパーなどで拭き取るのが一般的ですが、ザルに数分上げるだけでも効果的です。
衣をつけたら少し置く
衣を薄めにつけたら少し置いておくのもおすすめです。鶏肉と衣を馴染ませるために5分くらい置いておきましょう。
軽い食感が好みの場合は、小麦粉に片栗粉を混ぜるとサクッとしやすいです。
温度は170~180℃をキープ
一番大切なのは、油を170~180℃に温度管理することです。油が温まるまでしっかり待って温度計を使うのが確実に温度を把握できます。今手元にない場合は、菜箸の先を入れて細かい泡がスーッと出てくるくらいが目安です。
油の温度を下げないように鶏肉を少しずつ入れて、70~180℃の油で5分くらいじっくり揚げましょう。
タニタのキッチン温度計は使い勝手が良く、カラーバリエーションも豊富なのでお好みに合わせて選べます。
油に入れたら1分は放置
油に材料を入れたら1分は放置しましょう。鶏肉同士がくっつかないかや焦げないかなど気になる気持ちをグッと堪えて、まずは1分できれば数分待って衣がしっかり固めるのがおすすめです。
できれば2度揚げする
本当にカラッとさせたい場合は、2度揚げがおすすめです。一度、揚げた唐揚げをバッドで5分ほど休ませ後、190℃の油で30秒~1分ほど揚げることで衣の水分がさらに飛んで、サクッとした仕上がりになります。
一手間がありますが、時間が経ってもべちゃべちゃになりにくいので作り置きしたいときにも便利です。
まとめ
最後にこの記事についてまとめます。
- トースターで焼く
- 丸めたアルミホイルに乗せて焼くと余計な油を落とせます。
- 魚焼きグリルで焼く
- グリルも手軽に再加熱でき、受け皿に油が落ちるのでヘルシーに仕上がります。
- フライパンで炒める
- 油を引かずにじっくり焼いて、唐揚げの油でカラッと仕上げます。
- オーブンで焼く
- 180~200℃に余熱して15分ほどゆっくり水分を飛ばしながら加熱します。
- 揚げるときに低温
- 温度が低いと油を吸収するので、170~180℃をキープしましょう。
- 一度に揚げる量が多い
- 材料が冷たいので沢山を入れると油の温度が下がります。
- 残っている調味料の水分が多い
- 鶏肉に水分が残っていると衣が吸って重たくなります。
- 衣をつけた後すぐに揚げる
- 衣と鶏肉の結びつきが弱いため剥がれやすくなります。
- 揚げている間に触りすぎている
- 触りすぎることで衣が剥がれやすくなります。
- 鶏肉から出た余計な水分を切る
- キッチンペーパーで拭いたり、ザルに数分あげたりして水分を取りましょう。
- 衣をつけたら少し置く
- 衣を鶏肉にしっかりなじませるために5分ほど置くのがおすすめです。
- 温度は170~180℃をキープ
- 油の温度は170~180℃をキープして5分ほどじっくり揚げましょう。
- 油に入れたら1分は放置
- 一度入れたら最低でも1分は菜箸で触らずに放置することが大切です。
- できれば2度揚げする
- 190~200℃まで揚げてもう一度揚げると、冷めてもカラッと仕上がります。
復活させる方法&べちゃべちゃになる原因やカラッとさせるポイントを押さえて美味しい唐揚げを楽しんでいきましょう!