焼きそばがべちゃべちゃに!
何とかしなくちゃ!!!
手軽に作れるお家ランチにも人気の焼きそば。けれど意外と“焼きそばがべちゃべちゃに…どうしよう…”という状態になったことありますよね。
そんなときは次のような対処を取るのがおすすめです。
- 少しのべちゃべちゃ
- 電子レンジにかける
- そこそこのべちゃべちゃ
- 乾物を混ぜる
- かなりのべちゃべちゃ
- リメイクする
また、焼きそばがべちゃべちゃになる原因やパラリとした焼きそばの作り方もご紹介します。次回やきそばを作る際の参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- 焼きそばがべちゃべちゃに!【3つの復活法】
- 焼きそばがべちゃべちゃになる原因
- パラリとした焼きそばの作り方
についてご紹介します。
対処法や原因を知って、焼きそばをパリッと仕上げましょう!
焼きそばがべちゃべちゃに!【3つの復活法】
最初に述べたようにべちゃべちゃな焼きそばは、べちゃべちゃの具合によって次のような対処法を取ることで美味しく食べられるようになります。
- 少しのべちゃべちゃ
- 電子レンジにかける
- そこそこのべちゃべちゃ
- 乾物を混ぜる
- かなりのべちゃべちゃ
- リメイクする
それぞれ説明します。
電子レンジにかける
少しのべちゃつきならば電子レンジにかけるのが手軽で早い対処法です。ラップをかけずに1人前1分を目安に電子レンジにかけます。足りなければ、30秒追加してみましょう。
乾物を混ぜる
そこそこ焼きそばがべちゃべちゃしている場合は、乾物を混ぜるのがおすすめです。鰹節・青のり・桜エビなど焼きそばにピッタリな乾物を入れることで水分を吸収し、風味も加わります。
筆者の家ではストックの鰹節を入れています。
混ぜるだけなので簡単です。
リメイクする
べちゃべちゃ具合がひどい場合はリメイクして美味しくいただきましょう♪
一手間かかりますが、気持ちも晴れやかになります。次のようなリメイク料理は手順が少なめなのでお手軽に試せます。
- 焼きそばパン
- そばめし
- オム焼きそば(+あんかけ)
- お好み焼き風
焼きそばパンは食パンやロールパンなどに焼きそばを挟んで完成です。パンに水分が吸収されるのでべちゃつきが改善されます。パンがパサパサなほど水分を吸収しやすくなり、乾物も一緒に挟むのも美味しくなるのでおすすめです。
余裕があれば、ホットサンドのように焼くとパリッと仕上がります。
そばめしもご飯と混ぜるだけなのでお手軽です。焼きそばをお好み焼き用のヘラなどで細かく刻んでおくと、べちゃつきが更に気にならなくなります。
余裕がないときは焼きそばとご飯を混ぜるだけになりますが、それでも改善されます。
卵があればオムレツで包んでオム焼きそばにする方法もあります。何かに包まれると、不思議とべちゃべちゃも気にならなくなります。更にあんかけをかけると、とろみも加わって美味しくいただけます。
パリパリな感じにしたい場合はお好み焼き風にリメイクするのがおすすめです。焼きそばを刻んでお好み焼きのように小麦粉や水を加えて、焼きます。焼き色が付くまで火を入れるとパリッと仕上がります。
お好みでチーズや卵も混ぜて焼くのも美味しくなっておすすめです♪
焼きそばがべちゃべちゃになる原因
先ほど焼きそばがべちゃべちゃになったときの対処法について説明しました。べちゃついても復活させる方法があると分かるのは安心ですが、“何でべちゃべちゃになったのかな…”と原因も知っておきたいですよね。
ここでは焼きそばがべちゃべちゃになる原因について説明します。調べてみると、次のようなことが原因として挙げられます。
- 野菜の量が多い
- 麺をほぐす水の量が多い
- 野菜と麺を同時に炒めている
- 火力が弱い
それぞれ説明します。
野菜の量が多い
まず、野菜の量が多いと焼きそばがべちゃべちゃになりやすいです。焼きそばにキャベツやもやしをよく入れますよね。これらの野菜は水分を多く含むので、麺を合わせたときに野菜から出た水分を吸水してべちゃついてしまいます。
栄養バランスを考えると、つい沢山入れてしまいます
麺をほぐす水の量が多い
麺をほぐす際に加える水の量が多いときも焼きそばがべちゃべちゃになります。
焼きそば麺と粉末ソースがセットの商品を使うことが多いと思います。これらのパッケージの裏面には麺をほぐす際に水分を入れるという手順が書いてあります。
実は、麺をほぐす際には水分がいらないと言われています。これは野菜から出てくる水分量で十分だからだそうです。不安かもしれませんが、一度、水を追加しない方法を試してみるのもありですね。
野菜と麺を同時に炒めている
野菜と麺を一緒のタイミングで炒めるのもべちゃつく原因です。野菜から出る水分を麺がドンドン吸収してしまうので、べちゃべちゃになっていきます。短い時間で作りたい気持ちはよく分かりますが、別々に炒めるのがおすすめです。
火力が弱い
弱い火力で野菜や麺を炒めると、水分がドンドン出てくるので最終的にべちゃついた焼きそばができてしまいます。家庭だと屋台やお店に比べて火力が弱くなってしまいますが、できるだけ大きなフライパンを使うと水分が飛ばしやすくなります。
パラリとした焼きそばの作り方
焼きそばがべちゃべちゃになる原因も分かり、“次に作るときはパラリとした焼きそばにしたい!”という気持ちになった方もいらっしゃると思います。
ここでは、パリッとした焼きそばの作り方をご紹介します。次のような手順で作るとパラリとしやすいです。
①電子レンジにかけた麺をほぐさず両面焼いて取り出す
②野菜と肉を炒める
③麺を加えて1~2分蒸す
④麺をほぐして、ソースを加える
ポイントは、麺と具材を別々に炒めて、余計な水分を加えずにササッと炒めること!
それぞれ説明します。
①電子レンジにかけた麺をほぐさず両面焼いて取り出す
まずは1人前20~30秒ほど電子レンジに麺をかけてから両面焼きます。焼けたら取り出しておきます。
ほぐさずに焦げ目がつくくらいまで焼いておくと、完成した焼きそばがべちゃべちゃになりにくいです。また、電子レンジにかけておくと蒸すときに水分を加える必要がありません。
②野菜など他の具材を炒める
続いて野菜など他の具材だけを強火で炒めます。このとき強火でしっかり水分を飛ばしておきましょう。炒める時間が長いほど水分が出てきてしまうので、1分を目安に素早くサッと火を通します。
固めの野菜など火の通りが不安なものは予め電子レンジに1~2分かけておくのがおすすめです。
③麺を加えて1~2分蒸す
野菜に火が通ったら、取り出しておいた麺を加えて1~2分蒸します。野菜の水分で十分なので、新たに水を加えることなく蒸しましょう。
④麺をほぐして、ソースを加える
蒸した後は麺をほぐして、ソースを加えましょう。調味料の塩分で野菜から再び水分が出てきてしまうので、ソースを入れたらお皿にすぐに移すのがおすすめです。
まとめ
最後にこの記事についてまとめます。
- 少しのべちゃべちゃ
- 電子レンジにかける⇒1人前1分を目安にかけてみましょう。
- そこそこのべちゃべちゃ
- 乾物を混ぜる⇒鰹節や青のり、桜エビなどを加えると水分も吸収し、風味も加わります。
- かなりのべちゃべちゃ
- リメイクする⇒一手間かかりますが、焼きそばのべちゃつきが格段に気にならなくなります。
- 野菜の量が多い⇒焼きそばに入れるキャベツやもやしには水分が多いためべちゃつきやすくなります。
- 麺をほぐす水の量が多い⇒実は野菜からの水分だけで十分と言われています。
- 野菜と麺を同時に炒めている⇒野菜からの水分をドンドン吸収するためべちゃべちゃになります。
- 火力が弱い⇒家のコンロだと弱いのでベちゃつきやすいのですが、大きいフライパンを使うと軽減されます。
①電子レンジにかけた麺をほぐさず両面焼いて取り出す
②野菜と肉を炒める
③麺を加えて1~2分蒸す
④麺をほぐして、ソースを加える
⇒麺と具材を別々に炒めて、余計な水分を加えずにササッと炒めるのがポイントです!
べちゃべちゃになった焼きそばの対処法やパラリとする焼きそばの作り方を知って、美味しい食事を楽しみましょうね♪