毛布って干すだけじゃダメ?洗濯すべきなのかな?
シーツや枕カバーは頻繁に洗ったり交換したりしているのに、毛布って干すだけでいいのか、洗濯をする必要があるのかわかりませんよね…
結論からいいますと、
毛布は干すだけでなく、洗濯をこまめにする必要がある!
毛布などの寝具には目に見えない汚れがついており、アレルギーの原因となる可能性もあります。そのため、干すだけでなくこまめな洗濯が必要なのです。
しかし、毛布を洗濯するとなると「大変そう…」「どうやって洗うの?」と困ってしまいますよね。
そこで、自宅で毛布を洗う方法についても後ほど詳しく解説します。便利なアイテムもあわせて紹介しますので、参考にしてみてください!
本記事では
- 毛布は干すだけではNG!洗濯すべき理由は?
- 毛布を洗濯する頻度や目安は?
- 自宅で毛布は洗える!洗濯から干すまでの方法を紹介
- 毛布を自宅で洗濯できないときの対処法
について書いていきます!
ぜひ、今後の毛布のお手入れ方法の参考にしてみてくださいね♪
毛布は干すだけではNG!洗濯すべき理由は?
冒頭でもお伝えした通り、
毛布は干すだけでなく、洗濯をこまめにする必要がある!
その理由は下記通りです。
- 毛布などの寝具には、目に見えない汚れがついている
- アレルギーの原因となる可能性がある
ひとつずつ説明していきます。
毛布などの寝具には、目には見えない汚れがついている
毛布などの寝具には目には見えない”寝汗”や”皮脂”、”埃”がたくさんついています。
また、寝汗は健康な大人の場合、ひと晩でコップ1杯の寝汗を書くといわれており、寝汗を吸い取った毛布を乾かすためには天日干しだけでは目に見えない汚れを落とすことができません。
汚れを落とすことができないと、ダニが繁殖する原因になります。
ダニが繁殖することで、後述するアレルギー症状が出たりダニに刺されてしまったりします。
そのため洗濯をし、毛布についている目には見えない汚れを落とすことが大切です。
アレルギーの原因となる可能性がある
前述したとおり、”寝汗”や”皮脂”、”埃”などの目には見えない汚れが残っているとダニが繁殖します。
結果としてそれがアレルギーの原因となります。
汚れがたまると、咳や鼻水がでたり、目がかゆくなってしまうといったアレルギー症状が出てしまうこともあります。
天日干しだけでは、毛布をたたいて汚れを落としたつもりでも、実際は毛布についた汚れをさらに細かく砕き、寝ているときに吸い込んでしまうことがあります。
ダニの繁殖を防ぐためには、汚れを毛布にためないことが重要であり、そのためにはこまめな洗濯が必須です!
毛布を洗濯する頻度や目安は?
では毛布を洗濯するといっても目に見えない汚れなので、どのくらいの頻度で洗濯するのがいいかわかりませんよね。
結論からいいますと
毛布はできれば月に1度の洗濯が望ましい!
詳細に説明していきますね。
毛布を月に1度洗濯が望ましい理由
前述したとおり、毛布には”汗”や”皮脂”、”埃”といった目に見えない汚れがついています。
その汚れをエサにして繁殖するダニは、気温や湿度などの条件が揃うと6週間で150倍に、さらに2週間洗濯していないシーツには2000匹のダニが生息しているといわれています…
そのため、毛布は月に1度の洗濯をすることで汚れを落とし、ダニの繁殖を防ぐことが望ましいです。
毛布を月に1度に洗濯が厳しい場合
毛布を月に1度洗濯が望ましいとお伝えしましたが、そんなに洗濯するのは厳しい方もいらっしゃいますよね。
それが厳しい方は週に1,2回晴れの日に5時間程度干すようにすると、洗濯するほどではありませんが、効果を得ることができます。
洗濯すると大変ですが、干すだけなら少しハードルが下がるかと思いますので普段のお手入れとして週に1度程度取り入れてみてくださいね。
自宅で毛布は洗える!洗濯から干すまでの方法を紹介
では、実際に自宅で毛布は洗うことができるのでしょうか?
洗濯から干すまでの方法を紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください♪
- 洗濯表示を確認
- 洗濯機の取扱説明書を確認
- 洗う準備
- 実際に洗う(洗濯機 / 手洗い)
- 干す
1つずつ詳細に説明していきます!
洗濯表示を確認
まず、洗濯表示に自宅で洗える”家庭洗濯”の表示があるかを確認します。
表記がなかったり、×印がついている場合は手洗いを含め自宅で洗うことはできませんので、クリーニングが可能なマークがあるかを確認しクリーニングに出しましょう!
下図、左側が”手洗い”、右側が”手洗い含め洗濯禁止”の洗濯表示です。
また、表示内に”ネットを使用”などの注釈がある毛布の場合は洗濯ネットを使用しましょう!
下記のように毛布専用の洗濯ネットがありますのでこちらを購入して使用するのもおすすめです♪
洗濯機の取扱説明書を確認
洗濯機の取扱説明書を確認し、「毛布コース」や「大物洗いコース」などの毛布が洗えるコースがあるか、何kgまで選択可能なのかを確認しましょう。
しっかり確認しないと洗濯機の故障につながります!
洗濯機のメーカーによっては、ネットの有無や毛布の折りたたみ方が指定されている場合もありますので、取扱説明書やネットで確認するとよいでしょう。
洗濯機によっては、洗濯時の片寄りや生地の痛みを防ぐために「洗濯ネット」「洗濯キャップ」が必要になることがあります!
こちらに「洗濯ネット」と「洗濯キャップ」を紹介しますので参考にしてみてくださいね。
洗う準備
洗濯表示と洗濯機の取扱説明書が確認できたら、洗う準備をしていきます!
洗剤はおしゃれ着用洗剤がおすすめ
毛布を自宅で洗濯する際には、おしゃれ着用洗剤がおすすめです♪
おしゃれ着用洗剤は洋服を傷めないよう、弱水流でも十分に汚れが落ちるように考えられています。
さらに、色あせ、型崩れ、毛玉、テカリ防止効果もありますので、毛布を長持ちさせることができます!
また、最近は”睡眠環境をサポートする柔軟剤”が発売されていますので、お好きな落ち着く香りを使用するのもいいですよね♪
毛布を折りたたむ
毛布を折りたたむ方法ですが”ネットに入れないパターン”と”入れるパターン”の2パターンを紹介していきます。
ただし、洗濯機によっては畳み方を指定している場合もありますので必ず事前に確認してください!
- 毛布を二つ折りにする
- 蛇腹になるように三つ折りにする
- 半分に折り畳み、M字になるように折り返す
- 毛布を二つ折りにする
- 蛇腹になるように三つ折りにする
- 端から丸め、洗濯ネットに入れる
実際に洗う(洗濯機 / 手洗い)
では、実際に毛布を洗ってきます!
しかし、洗濯機で洗える場合と手洗いで洗う場合があると思いますのでそれぞれのパターンで紹介していきますね♪
洗濯機で洗う方法
洗濯機に畳んだ毛布を入れ、洗濯機の「毛布コース」や「大物洗いコース」で洗濯をしていきます!
毛布によっては水に浮きやすく水につかない場合がありますので、水がたまったら一時停止して数回押し沈め、洗濯を再開させるとより確実に汚れを落とすことができます。
手洗いで洗う方法
手洗いで洗う場合は、お風呂の浴槽で足踏み洗いをします!
足踏み洗いの方法は下記通りです。
- 毛布がつかる程度の水を浴槽に入れ、おしゃれ着用洗剤を使用量の目安を参考にし入れる
※ 目に見える汚れがある場合は、先に洗剤を汚れに直接塗布するとより落ちやすいです - 畳んだ毛布を踏み洗う
- まんべんなく踏み洗ったら、浴槽の栓を抜いて洗浄液を流す
- シャワーを上から当てながら、踏み洗いをして洗浄液を洗い流す
- すすぎをするため、再度毛布が浸かる程度の水(ぬるま湯)をため、足踏みする
- 浴槽の栓を抜いてすすぎの水を流す
- ④~⑥を数回繰り返す
- すすぎ終えた毛布を浴槽のエプロン部分にかけ、1時間程度水が流れ落ちるまで放置する
干す
洗濯できた毛布を干していきます。
物干し竿が2本ある場合はM字になるように干し、物干し竿が1本しかない場合は毛布の下にハンガーやピンチハンガーを使用し山のようになるようにすると乾きやすくなります。
途中で裏表をひっくり返すと早く乾きやすくなります
日向に干すと色あせの原因になってしまうこともありますので、色あせが気になる方は日陰に干すことをおすすめします!
こちらのような布団干しがあると、室内でもM字に毛布を干すことができますのでおすすめです♪
毛布を自宅で洗濯できない場合の対処法
毛布を洗濯したくてもスペースや天気の影響で自宅ではできないこともありますよね。
その際には下記のような対処法があります!
- コインランドリーで洗う
- クリーニングに出す
コインランドリーで洗う
コインランドリーで毛布を洗うことは可能です!
必ず洗濯表示を確認し、洗濯可能なもののみを洗うようにしてくださいね。
コインランドリーでは洗濯から乾燥まで実施することができ、手軽にプロ並みの仕上がりにすることができます。
コインランドリー1回あたり、1,000円前後、最短1時間ですので安くて早く毛布を洗いたい方にはおすすめです♪
クリーニングに出す
クリーニングに出すというのも1つの方法です。
クリーニングに出した衣類は、「ドライクリーニング」というクリーニングならではの方法で洗われます。
クリーニングに出すべき毛布の特徴は
- 洗濯表示タグに水洗い不可と記載されているデリケートな素材の毛布
- お気に入りの毛布や高価な毛布で、風合いを損ねたくない毛布
- 自宅で洗濯しても落ちないような頑固な汚れがある毛布
クリーニングの料金の相場は、1枚1000円~、2枚(ダブル)1600円~です。
しかし、地域や店舗、毛布の種類や素材で変わりますし、オプションなどの追加料金がある場合もありますので、一度店舗に問い合わせるのがおすすめです。
まとめ【毛布は干すだけでなく洗濯すべきである】
最後にこの記事の内容をまとめると以下通りです。
- 毛布などの寝具には、目に見えない汚れがついている
- アレルギーの原因となる可能性がある
毛布はできれば月に1度の洗濯が望ましい
- 洗濯表示を確認
- 洗濯機の取扱説明書を確認
- 洗う準備
- 実際に洗う(洗濯機 / 手洗い)
- 干す
- コインランドリーで洗う
- クリーニングに出す
毛布は干すだけではなく、洗濯することが必要ということを紹介させていただきました。
今回、紹介した洗濯から干す手順などを参考にして、毛布にひそんでいる目に見えない汚れも落としてみてくださいね♪