家に常備している調味料のひとつマヨネーズ、今日も使おうと思って冷蔵庫開けると“マヨネーズが変色している!食べられる?”と不安になった方もいらっしゃるかもしれません。
結論からいうと、変色だけなら味見してから判断するのがおすすめです。
変色に加えて分離もしている場合は、食べるのを控えましょう。
- 味がいつも通り⇒食べても大丈夫
- 味がいつもより酸っぱい⇒食べない方が無難
- 分離もしている⇒味見をせずに処分
マヨネーズが変色する原因や正しい保存方法についてもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- マヨネーズが変色!【食べられるかどうかの判断基準】
- マヨネーズが変色する原因4つ
- マヨネーズの正しい保存方法
- マヨネーズを使った料理の裏技3選
についてご紹介します。
食べていいかどうかを見極めて、安全に美味しくマヨネーズをいただきましょう♪
マヨネーズが変色!【食べられるかどうかの判断基準】
最初に述べたように変色したマヨネーズは、それだけならば味見してから食べられるか判断するのがおすすめです。もし分離もしている場合は、食べずに処分しましょう。
- いつも通り⇒食べても大丈夫
- いつもより酸っぱい⇒食べない方が無難
- 分離もしている⇒味見をせずに処分
特にいつもと味が変わらない場合は、気にせず料理に使用できます。もし、明らかに酸味が強い場合は傷んでいる可能性があるので食べるのを控えましょう。
さらに、マヨネーズが分離もしているときは腐食も進んで食中毒を引き起こす可能性があるので絶対に食べないでおきましょう。
マヨネーズが変色する原因4つ
先ほど変色したマヨネーズの判断基準について説明しました。変色しても焦らず対応できるのは嬉しいですが、“マヨネーズが変色したのはなぜなの?”と気になった方もいらっしゃるとおもいます。
調べてみると、次のようなことが原因として挙げられます。
- 空気
- 温度変化
- 使用頻度
- 直射日光
それぞれ説明します。
空気
マヨネーズは空気に触れることで劣化して変色することもあります。特に開封口は空気に触れることが多いので劣化して変色しやすいとされています。
温度変化
保存する際の温度変化も変色の原因として挙げられます。温度が高くなると変色しやすくなり、低くなると乳化力が下がって分離しやすくなります。そのため、温度変化の少ない冷気の当たらないドアポケットや野菜の冷蔵室がおすすめです。
使用頻度
使用頻度が少ないことも影響を与えて、変色しやすくなります。一度開封したら定期的に使用して1ヶ月以内を目安に消費するようにしましょう。
直射日光
直射日光の当たる場所で保管している場合も変色することが多いです。日光が当たることで高温になって変色しやすくなるので、常温保存する場合は直射日光を避けた涼しい場所を選ぶようにしましょう。
マヨネーズの正しい保存方法
先ほどマヨネーズが変色する原因について説明しました。できるだけ変色することなく最後まで使い切れると嬉しいですよね。
ここではマヨネーズの正しい保存方法を開封前・開封後それぞれについてご紹介します。
開封前【直射日光を当てないように常温保存】
開封前のマヨネーズは直射日光が当たらない場所で常温保存するのがおすすめです。床下収納やパントリーなど温度変化の少ない所だと劣化しにくいです。
日光が当たると、温度が高くなって傷みやすくなるので注意が必要です。
開封後【温度変化少ないところで冷蔵保存】
開封後のマヨネーズは冷蔵保存するようにしましょう。
温度差があると分離して傷みやすくなるので温度変化の少ない場所が安全です。そのため、冷気も当たらず平均5℃前後を維持してくれる野菜室での保存がおすすめです。
マヨネーズを使った料理の裏技3選
変色したマヨネーズの判断基準や保存方法について説明しましたが、“マヨネーズ味にしたい訳ではないけれど、マヨネーズを消費できるレシピはないかしら?”と思った方もいらっしゃると思います。
実は油と卵が乳化したマヨネーズは特殊な調味料なので、料理で活躍してくれます。ここでは、普段の料理に使える裏技3選をご紹介します。
- 卵焼き【フワフワ】
- チャーハン【パラパラ】
- 天ぷら【サクサク】
それぞれ説明します。
卵焼き【フワフワ】
卵焼きを作るときにマヨネーズを加えると、冷めてもフワフワに仕上がります。特にお弁当に入れる際におすすめです。マヨネーズの乳化された油とお酢の効果によって卵のタンパク質を固まりにくくなります。
卵2個に大さじ1/2のマヨネーズが目安です。味付けは甘いのでも出汁巻きでもお好みのものを作れます。オムレツや炒り卵にもアレンジができます。
チャーハン【パラパラ】
チャーハンを作るときの油にマヨネーズを使うとパラパラになります。マヨネーズの乳化した油と卵がお米1粒1粒をコーティングしてくれるからです。
使う量は油と同じで1人前大さじ1杯を目安にしてみましょう。油は多すぎても少なすぎてもべちゃべちゃになるので、まずは1人前大さじ1杯で試すのがおすすめです。
天ぷら【サクサク】
天ぷらの衣としてマヨネーズを使うとサクサクに仕上がります。しかも冷めてもサクサク感が残ります。かき揚げや唐揚げの衣にも使用できます。
下記のレシピを目安に作りたい量に合わせて調節してみてくださいね♪
- 小麦粉:100g
- 冷水:150mL
- マヨネーズ:大さじ2杯
筆者は卵の代わりにマヨネーズを入れます。
レシピを明かしたときに夫が驚くほど、味も気になりません♪
まとめ
最後にこの記事についてまとめます。
- いつも通り⇒食べても大丈夫
- いつもより酸っぱい⇒食べない方が無難
- 分離もしている⇒味見をせずに処分
- 空気⇒マヨネーズの口の部分は特に空気に触れるので劣化しやすいです。
- 温度変化⇒高温・低温どちらの影響も受けやすいとされています。
- 使用頻度⇒使用頻度が少ないと変色しやすいです。
- 直射日光⇒光が直接当たると高温になって変色しやすくなります。
- 開封前
- 床下やパントリーなど直射日光の当たらない涼しい場所に保管する
- 開封後
- 野菜室や冷気の当たらないドアポケットなど温度変化が少ない場所で保管
- 開封したら1ヶ月以内を目安に使い切る
- 卵焼き【フワフワ】
- 冷めてもフワフワなのでお弁当におすすめです。
- 卵2個に大さじ1/2のマヨネーズが目安です。
- チャーハン【パラパラ】
- お米1粒1粒をコーティングしてくれるためパラパラになります。
- 1人前大さじ1杯でチャーハンが目安です。
- 天ぷら【サクサク】
- 冷めてもサクサクをキープしてくれます。
- 小麦100g、冷水150mL、マヨネーズ大さじ2杯が4人前の目安です。
マヨネーズは変色だけなら味見して確認してみましょう。分離も生じている場合は危険なので、そのまま処分する方が安全です。
正しく保存してマヨネーズを最後まで美味しくいただきましょう♪