美味しいおにぎりを作りたい!
塩を混ぜるタイミングはいつが良いの?
普段の朝ご飯やお昼、お弁当にも人気なおにぎり、作っているとふと“塩はどのタイミングで混ぜるのが美味しいのかしら?”と気になることがありますよね♪
調べてみると、おにぎりに塩を混ぜるタイミングは主に次の4パターンがあります。
- お米を炊くとき【塩炊き】
- お米が炊けた後
- おにぎりを握るとき
- おにぎりを握った後
筆者もおにぎりを美味しく作りたいときは塩炊きします。
普段のごはんもほしいときは炊けた後に混ぜるなど、使い分けしています。
ご飯の炊き方やおにぎりを握るときのポイント、おにぎり作りに便利でエコなアイテムについてもご紹介しますので、おにぎりを作る際の参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- おにぎりに塩を混ぜるタイミング4パターン
- 塩炊き以外の美味しいご飯の炊き方【にがり】
- おにぎりを握るときのポイント
- おにぎり作りに便利なアイテム3選
についてご紹介します。
程よい塩加減や混ぜるタイミングなどを知って、おにぎり作りをより楽しくしていきましょう!
おにぎりに塩を混ぜるタイミング4パターン
最初に述べたようにご飯と塩を混ぜるタイミングは主に次の4種類があり、それぞれ長所・短所があるので自分の都合や好みに合わせて選びましょう。
- お米を炊くとき【塩炊き】
- お米が炊けた後
- おにぎりを握るとき
- おにぎりを握った後
それぞれ説明します。
お米を炊くとき【塩炊き】
とにかく美味しくおにぎりを作りたい場合は、お米を炊くときに一緒に塩を入れるのがおすすめです。塩の量はお米3合に対して小さじ1杯弱が目安です。
均等に塩味をつけることができて、塩の存在によりお米が水分を吸収しにくくなるため炊けたときに程よいほろほろ感が生まれます。
ただし、お米に塩味がつくので、おかずと一緒に食べるご飯としてはしょっぱくなってしまいます。余ったご飯は冷凍おにぎりにするなどの工夫が必要です。
塩炊きしたおにぎりはホロホロ感が良かったです。
そのままだと薄く感じますが、ツナマヨや梅おかかなど具材を入れると丁度良くなりました。
お米が炊けた後
一度の炊飯でおにぎりも普通のご飯も用意したい場合には、お米が炊けた後に塩を入れるという方法があります。必要な分に合わせて、おにぎりとご飯を分けられます。塩を入れてから沢山混ぜることで味付けも均等にすることができます。
ただ、塩炊きと比べると味の均一性が自分の混ぜ具合に委ねられ、労力が必要になります。
おにぎりを握るとき
ひとつずつ塩加減を調整したい場合は、にぎる直前に塩を混ぜるのがおすすめです。
塩の量はおにぎり1個あたりに塩ひとつまみが目安ですが、個人それぞれの好みの塩味の濃さに合わせられます。
しかし、おにぎり1個1個に対して毎回塩を混ぜなくてはならないので作業量が増えます。大量に作る必要があるときは大きな負担になるので、複数人で作業するなどの工夫をしましょう。
おにぎりを握った後
作業を少なくしたい場合は握った後に表面に塩をつけるやり方もあります。パラパラと落とすだけなので簡単にできあがります。
しかしながら、塩加減が均一にならず塩辛い場所と味気ない場所ができてしまいます。また、表面のお米の水分が抜けておにぎりが固く感じてしまうという弱点もあります。
筆者も普通のご飯からおにぎりを短時間でつくるときにやります。
早くできますが、やはり塩味にバラツキが出ますね…
塩炊き以外の美味しいご飯の炊き方【にがり】
美味しいおにぎりにするには塩炊きが一番おすすめです。しかしながら、沢山おにぎりを作るわけでもないのに塩炊きをしてしまうと普段のご飯が塩辛くなるので躊躇する方もいらっしゃると思います。“それでも美味しいおにぎり特有のホロホロ感を出したい!”という気持ちよく分かります。
そんなときは“にがり”と一緒にお米を炊くのがおすすめです。お米1合に対して数滴のにがりが目安とされています。にがりの効果でお米がベタつかず、ふっくらと炊き上がります。マグネシウムも補給できるので一石二鳥です。
下記の商品はミネラルが豊富な上にスポイトのように入れられる小分けパックも付いている商品です。
筆者もにがりを入れてご飯を炊いています。炊けたときのツヤツヤした感じが好きです。
おにぎりを握るときのポイント
ここまで塩を入れるタイミングやお米の炊き方について説明してきました。いざ握ろうと思うと“ごはんは熱いままでいいのかな?”や“ラップ?手で直接?どっちがおすすめ?”と気になることが出てきますよね。
おにぎりを握る際には次のポイントを意識してみましょう!
- 炊きたてご飯の場合は粗熱と水分を飛ばす
- 優しく軽く握る
- 新しいラップを使う
それぞれ説明します。
炊きたてご飯の場合は粗熱と水分を飛ばす
炊きたてご飯でおにぎりを作るときは、粗熱と水分を飛ばしましょう。
炊きたてだと熱いので火傷の心配があり、水分が多いのでそのまま握ると時間が経っておにぎりがベチャベチャになりやすいです。また、空気に触れたご飯のデンプンが固くなって握った際に潰れにくくなるというメリットもあります。
優しく軽く握る
おにぎりを作るときは優しく軽く握ることを意識しましょう!力を入れて強く握ると、ご飯の粒が潰れてしまうので食感が悪くなりやすいです。形を整える気持ちで優しく握ることをおすすめします。
新しいラップを使う
おにぎりを握るときにはラップを使うことをおすすめします。
お弁当など長時間経ってから食べるおにぎりを直接手で握ってしまうと、雑菌が繁殖しやすくなります。また、ラップで包んでおくと水分を維持できるので時間が経ってもしっとり感をキープできます。
手を汚さずに握れるのもラップの便利なところですね♪また、下記のおにぎりポッケという商品だと、さらに簡単に握ることができます。
おにぎり作りに便利でエコなアイテム3選
ここまでおにぎりの塩の適量や入れるタイミング、ホロホロ感を出すお米の炊き方について説明しました。日常では沢山のおにぎりを作ったり、毎回おにぎりを握る際にラップを使ったりしますよね。そんなときに“おにぎり作りをもっと楽にしたいなぁ”や”ラップで使い捨てすると罪悪感が…環境にも優しくつくりたい…”と思うこともありませんか?
調べてみると、次のようなアイテムを使うと簡単かつ環境にも優しくおにぎりを作れます。
- おにぎりメーカー
- おにぎりパック
- おにぎり型タッパー
それぞれ説明します。
おにぎりメーカー
一度に大量におにぎりを作りたい場合、おにぎりメーカーがおすすめです。型にご飯を詰めると最大6個のおにぎりを作れます。ニトリやダイソーのブランドTHREEPYなど身近な場所で販売されています。
下記のおにぎりメーカーは深さが4cmなので具もたっぷり入れられるので、色々なタイプのおにぎりが作れます。
おにぎりパック
おにぎりパックは握ったおにぎりの形をキープして持ち運びたいときに便利なアイテムです。パックにご飯を詰めて軽く握ると完成なので手を汚さずに作れます。そのまま凍保存&電子レンジ温めも可能な優れものです。さらにシリコン素材なので繰り返し使えて環境にも優しい点も魅力です。
ダイソーやセリアなど100均で手に入るので興味のある方は近くのお店で探してみてくださいね。
おにぎり型タッパー
沢山のおにぎりを冷凍保存したいときにおにぎり型タッパーがおすすめです。こちらもタッパーにご飯を詰めるだけなので簡単です。タッパーだと、洗って繰り返し使えるのでゴミも出さずに済みます。
下記の商品だと、底のへこみにより温めた後に取り出しやすく穴の部分に具材を入れることができます。
筆者は丸い形のごはん容器を使っています。
スポッとごはんが出てくるので便利です。
まとめ
最後にこの記事についてまとめます。
- お米を炊くとき【塩炊き】⇒塩味が均一になるので美味しいおにぎりを作りたい場合や大量のおにぎりが必要なときにおすすめです。
- お米が炊けた後⇒一度の炊飯で通常のごはんもおにぎりもできます。ホロホロ感を出したいときは、にがりを数滴入れて炊いておくのがおすすめです。
- おにぎりを握るとき⇒個人の好みに合わせて味付けを変えることができます。作業量が増えるので少ない個数のときにおすすめです。
- おにぎりを握った後⇒握られたおにぎりに塩をかけるだけなので、時間がないときにおすすめです。塩味にバラツキが出ることには注意しておきましょう。
- 炊きたてご飯の場合は粗熱と水分を飛ばす⇒炊きたてだと熱くて火傷の可能性もあり、水分が多いとベチャッとしたおにぎりになりやすいです。
- 優しく軽く握る⇒力を入れてご飯の粒を潰さないように形を整える意識で握るのがおすすめです。
- 新しいラップを使う⇒衛生面を考えて雑菌の繁殖を抑えるためにラップで包んで握りましょう。
- おにぎりメーカー⇒一度におにぎりが最大6個できるので大量におにぎりが必要な場合に便利です。
- おにぎりパック⇒お弁当などに持っていくときに形をキープできます。冷凍保存・レンジ温めも可能です。
- おにぎり型タッパー⇒冷凍保存したいときに便利です。容器のへこみは取り出しやすく、具材も入れやすいです。
自分の好みや都合に合う塩を入れるタイミングを探して、便利なアイテムも使っておにぎり作りを楽しんでくださいね♪