気持ちよい睡眠に欠かせない枕、洗濯した後しばらくしても“枕が乾かない!どうしよう…”と困ったことはありませんか?
まず、洗濯した枕は手洗い&自然乾燥だと完全に乾くまでに4日~5日かかることもあります。
ただ、枕への負担と安全性を考えると、手洗い&自然乾燥がおすすめです。
どうしても乾燥時間を短縮したい場合は、枕の表示を確認してから乾燥機・浴室乾燥を使いましょう。
- 乾燥機⇒最初は30分、乾かない場合は10分ずつ追加
- 浴室乾燥⇒数時間、乾かない場合は1時間追加
そもそも素材によっては水洗い出来ないものもあります。もし現在、水洗いNGの枕を洗濯して乾かし中でも対処法をご紹介します。
さらに素材別のおすすめの枕のお手入れ方法についても説明しますので、参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- 枕を洗濯したら乾かない!【2通りの時短方法】
- 水洗いNGの枕を洗濯したときの対処法
- 水洗いOKの枕のお手入れ方法
- 水洗いNGの枕のお手入れ方法
についてご紹介します。
枕のお手入れ方法を知って快適な睡眠生活を送っていきましょう♪
枕を洗濯したら乾かない!【乾燥機&浴室乾燥】
始めに書いた通り、洗濯した枕は手洗い&自然乾燥だと完全に乾くまでに4日~5日かかることもあります。
枕への負担と安全性を考えると、手洗い&自然乾燥がおすすめですが、洗濯した枕がなかなか乾かない場合は、次の方法で乾くまでの時間を短くできます。
- 乾燥機⇒最初は30分、乾かない場合は10分ずつ追加
- 浴室乾燥⇒数時間、乾かない場合は1時間追加
それぞれ説明します。
乾燥機
乾燥機OKの枕ならば、まずは30分かけてみましょう。足りなければ10分ずつ追加で乾燥させて乾いたか確認していくのがおすすめです。
必ず枕の表示を調べて乾燥機が使用可であることを確認しておきましょう。同様に乾燥機の方も枕のような中綿のあるものを入れていいのか調べておくと安心です。
ちなみに我が家の乾燥機はクッション系を入れると機器を傷めるとの記載がありました…
さらに乾燥機にかけられる枕でも「高温80℃まで」と「高温60℃まで」の2通りがあります。以下のように乾燥機のモードを調べて温度の確認もしておきましょう。
- ヒートポンプ:60℃
- 低温風:15℃
- ヒーター乾燥:80℃
浴室乾燥
浴室乾燥で数時間ほど枕を置いておく方法も枕が傷みにくいのでおすすめです。乾くまでの時間は枕の素材や大きさによるので、足りない場合は乾燥時間を追加していきましょう。
立てかけるだけだと下側が乾きにくかったりするので、枕干しネットを使うと全体を乾かすことができます。こちらの商品はハンガーに引っ掛けるタイプなので日常に取り入れやすいです。
水洗いNGの枕を洗濯したときの対処法
先ほど、洗濯した枕の乾燥を時短する方法を説明しましたが、もし水洗いNGの枕を洗濯してしまうと“どうしよう…使えなくなるかな…”と不安になりますよね。
ここでは水洗いできない枕を洗濯してしまったときの対処法をご紹介します。ご家庭の枕の素材を調べて、それぞれに合わせて対処するのがおすすめです。
- ウレタン⇒水を切ってから風通しのいい日陰に1週間干す
- そば殻⇒枕からそば殻を出して広げて乾くまで天日干し
- 羽毛⇒日陰に時々振りながら数日間干す
それぞれ説明します。
ウレタン【水を切って風通しのいい日陰に干す】
低反発枕の素材ウレタンの場合は、水を押し出した後に風通しの良い日陰に干しましょう。一般的に1週間見ておくのが安全です。
押し出すときは染み出た水をキッチンペーパーなどで吸い取るのがおすすめです。ただし、ウレタンは濡れると破けやすいので力加減や取り扱いに気をつけて行いましょう。
そば殻:【枕からそば殻を出して乾くまで天日干し】
そば殻は枕から出して新聞紙などに広げて天日干ししましょう。広げて干すと乾くまでの時間が短くなります。水に濡れたそば殻をそのままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなるので、なるべく早く枕から取り出すのが大切です。
干し終わったそば殻を目の粗いザルで振るって乾いて粉状になったそば殻を落とせます。
羽毛【日陰に時々振りながら日陰に干す】
羽毛は数日間、日陰干ししましょう。水に濡れると羽毛はフワフワ感がなくなるので、しっかり乾かす必要があります。
そのまま干しているだけでは枕の中心が乾かずにカビが生えてしまうので、時々枕を振って混ぜるのがおすすめです。
水洗いOKの枕のお手入れ方法
水洗いできない枕を手洗いや洗濯した場合の対処法についてご紹介しました。水洗いOKな枕は半年に1回を目安に洗っておくのがおすすめです。
水洗いできるかどうか枕の洗濯表示を確認するのが安全ですが、一般的に次のような素材は水洗いできるとされています。
ポリエステル・パイプ・ビーズ・コルマ・ミニボール
- 手洗い
- お湯&中性洗剤を入れた洗面器や浴槽枕を押し洗いして泡が出なくなるまですすぎ、水気を取って干す
- 洗濯機
- ネットに入れた枕をドライコースor手洗いコースなど優しい洗い方で洗濯した後に中身をほぐして干す
それぞれ詳しく説明します。
手洗い【優しく押し洗いした後しっかりすすぐ】
枕は手洗いすることで傷みにくくなります。特にパイプやビーズなどプラスチック素材は型崩れしやすいので手洗いがおすすめです。
枕の大きさに合わせて洗面台や浴槽にお湯と中性洗剤を入れ後に枕を沈めて優しく押し洗いします。汚れのひどいところだけつまみ洗いして綺麗にします。
お湯を入れ替えて泡が出なくなるまですすぎます。枕を押して水気を出した後はタオルで包んでさらに水気を押し出します。何回から繰り返すことで、乾燥までの時間を短くできます。
ちなみに自然乾燥させる場合は素材に合わせて干し方を選ぶのがおすすめです。
- 天日干し:ポリエステル・パイプ・コルマ・ミニボール
- 日陰干し:ビーズ
洗濯機【ネット必須、優しい洗い方で洗濯】
どうしても時間がない場合は洗濯機でも枕を洗えます。洗濯機を使用する場合は必ずネットに入れて、洗い方もドライコースor手洗いコースなど優しいタイプを選びましょう。
中綿がポリエステルの場合、中身が偏りがちになるので脱水後はしっかりほぐしておきます。ドラム式の場合、脱水中にエラーになって停止する可能性もあるので、脱水の代わりにバスタオルで包んで水気を切るようにしましょう。
ちなみに自然乾燥させる場合は素材に合わせて干し方を選ぶのがおすすめです。
- 天日干し:ポリエステル・パイプ・コルマ・ミニボール
- 日陰干し:ビーズ
水洗いNGの枕のお手入れ方法
先ほど述べたように水洗いOKの枕ならば洗濯や手洗いができますが、“水洗いできない枕のお手入れはどうしたらいいの?”と思った方もいらっしゃると思います。
大切なことは小まめに乾燥させることです。次のような方法だと日常に取り入れやすくおすすめです。水洗いできる枕でも日々の簡単なお手入れとして活用もできます。
- 天日干しor日陰干し
- 扇風機orサーキュレーターに当てる
- 布団クリーナーをかける
- クリーニングに出す
それぞれ説明します。
天日干しor日陰干し
まず天日干しor日陰干しは枕を乾燥させるのにお手軽な方法でおすすめです。特に天日干しは枕の向きを変えることで枕全体がフワフワになります。干す前に布用の消臭・除菌スプレーをかけておくとより効果的です。
ただし、日没後は湿気を吸収してしまうので15時頃には回収するようにしましょう。
素材によって天日干しor日陰干しが異なりますので、以下の分類を参考にご家庭の枕に合う方法で干してみて下さいね。
- 天日干し:そば殻・ポリエステル・コルマ・ミニボール
- 日陰干し:羽毛・ウレタン・ビーズ
扇風機orサーキュレーターに当てる
外に枕を出せないときは風通しの良い部屋に立てかけて扇風機orサーキュレーターで風を当てて乾燥させることができます。運び出す手間がないところもお手軽に取り入れやすいポイントです。
布団クリーナーを使う
ご家庭に布団クリーナーがある場合は、枕にも布団クリーナーを使用できます。布団クリーナーならダニ・ハウスダストを除去できます。機械によってはUVランプも付いているので、外に干したときの効果も得られます。
こちらの布団クリーナーは吸引力もしっかりあって、UVランプによってウイルス除菌・ダニ抑制が可能です。
クリーニングに出す
普段から小まめに乾燥させることに加えて、クリーニングに出すことで枕を清潔にキープできます。特にお気に入りの枕を1年に1回を目安にクリーニングに出して長持ちさせるのがおすすめです。
まとめ
最後にこの記事についてまとめます。
- 乾燥機⇒最初は30分、乾かない場合は10分ずつ追加
- 浴室乾燥⇒数時間、乾かない場合は1時間追加
- ウレタン⇒水を切ってから風通しのいい日陰に1週間干す
- そば殻⇒枕からそば殻を出して広げて乾くまで天日干し
- 羽毛⇒日陰に時々振りながら数日間干す
- 手洗い
- お湯&中性洗剤を入れた洗面器や浴槽枕を押し洗いして泡が出なくなるまですすぎ、水気を取って干す
- 洗濯機
- ネットに入れた枕をドライコースor手洗いコースなど優しい洗い方で洗濯した後に中身をほぐして干す
- 天日干しor日陰干し
- 布用の除菌スプレーをかけるとより効果的です。
- 天日干し⇒そば殻・ポリエステル・コルマ・ミニボール
- 日陰干し⇒羽毛・ウレタン・ビーズ
- 扇風機orサーキュレーターに当てる
- 風通しの良い部屋に立てかけた枕に扇風機・サーキュレーターの風を当てましょう
- 布団クリーナーをかける
- 布団クリーナーをかけることでダニ・ほこりを除去が可能
- クリーニングに出す
- 1年に1度を目安にクリーニングに出すことで枕の寿命が延びます。
枕の乾燥時間を減らす方法や素材別のお手入れ方法を知って、枕の清潔さをキープして快適な睡眠生活を送っていきましょう♪