手軽に床掃除ができる定番のアイテムの一つクイックルワイパー、“これさえあれば、掃除機はいらないかも!”と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に一人暮らしのワンルームの場合、スペースのことも考えると掃除機を持たずにクイックルワイパーのみにできれば嬉しいですよね♪
結論からいうと、クイックルワイパーで十分かどうかは生活スタイルや環境、掃除の頻度によって変わります。次のような内容に多く当てはまると、掃除機を用いないクイックルワイパーでの掃除が向いています。
- 床がフローリング
- ラグやマットがない
- 小まめに掃除をする
- 夜間の掃除が多い
ただ、どうしてもクイックルワイパーのみでは綺麗にしきれないことも多いです。クイックルワイパーには多くの強みがありますが、弱点もあります。それぞれ後ほど詳しく説明しますので、クイックルワイパーの特徴の理解に繋がればと思います。
掃除機を使わない代わりにクイックルワイパーとその補助となる便利な道具および掃除方法についてもご紹介しますので参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- クイックルワイパーがあれば掃除機はいらない?【向いている生活スタイル】
- クイックルワイパーの強み・弱み
- 便利な掃除道具とクイックルワイパーを用いた掃除方法
についてご紹介します。
クイックルワイパーがあれば掃除機はいらない?【向いている生活スタイル】
始めに書いたように、次のような生活スタイルに多く当てはまると掃除機を持たずクイックルワイパーを用いる掃除が向いているとされています。
- 床がフローリング
- ラグやマットがない
- 小まめに掃除をする
- 夜間の掃除が多い
床がフローリング
クイックルワイパーはフローリングの掃除が得意です。一人暮らしのワンルームに多いのもフローリングなので、クイックルワイパーでの掃除がピッタリです。
ラグやマットがない
クイックルワイパーはラグやマットの掃除には向いていません。もし一人用のラグやホットカーペットなどがある場合は、外でパタパタするなどの対応を取りましょう。
小まめに掃除をする
クイックルワイパーだけで掃除を行う場合は小まめに行う必要があります。掃除機に比べてゴミを集める力が弱いため、掃除の回数を増やしてくださいね。
夜間の掃除が多い
昼間に家にいることが少なく、夜に掃除することが多い場合にはクイックルワイパーがおすすめです。掃除機だと音による近所への迷惑が心配な方もいらっしゃるいと思います。クイックルワイパーならば音を気にせず、いつでも掃除ができます。
クイックルワイパーの強み・弱み
ここまで掃除機が無くても困らない生活スタイルについて説明してきました。”クイックルワイパーだけで十分かも!”と思った方もいらっしゃると思います。しかし、クイックルワイパーだけで十分に掃除しきれないところもあります。
クイックルワイパーには次のような強み・弱みがあります。
- 初期費用が抑えられる
- 軽くて扱いやすい
- 乾拭きも水拭きもできる
- 収納スペースが小さい
- 騒音の心配がいらない
- カーペットやラグの掃除が難しい
- 大きなゴミが取れない
- ランニングコストがかかる
クイックルワイパーの強み
クイックルワイパーはフローリングの床掃除において沢山の便利なところがありますので、ご紹介します。
初期費用が抑えられる
クイックルワイパーは掃除機に比べて初期費用が少なくできます。掃除機だと購入するのに1万~5万ほどかかるのに対して、クイックルワイパーは本体の価格が1500円前後です。一人暮らしの初期費用を抑えたいとなると、クイックルワイパーの価格はかなり魅力です。
軽くて扱いやすい
クイックルワイパーは非常に軽くて扱いやすいです。思い立ったときにすぐに始められるので、小まめに掃除ができるので部屋を綺麗に保ちやすいです。
乾拭きも水拭きもできる
クイックルワイパーは乾拭きも水拭きも可能です。クイックルワイパーには乾拭き用のドライシートと水拭き用のウェットシートもあるので、付け替えて手軽に両方の掃除ができます。
収納スペースが小さい
形状がスリムなクイックルワイパーは収納スペースが小さく済みます。部屋の隅に立てかけたり、ベッドの下に置いたりと置く場所も自由がききます。また、下記のような収納ボックスもコンパクトに収納できて便利です。
騒音の心配がいらない
クイックルワイパーは音が出ないので、近隣への騒音の心配がいりません。掃除機だと音が出てしまうので、休日でも少し心配になりますよね。時間を気にせず掃除ができるのはクイックルワイパーの強みの一つです。
クイックルワイパーの弱み
クイックルワイパーは便利な一方で、どうしても弱みがあります。そちらについても以下に説明します。
カーペットやラグの掃除が難しい
クイックルワイパーでフローリングや畳を掃除できますが、カーペットやラグのゴミを取るのが難しいです。そのためカーペットやラグを別の方法で掃除する必要があります。
大きなゴミが取れない
クイックルワイパーはお米や砂のような大きなゴミを取ることが苦手でホコリを取る量にも限界があります。ホコリや髪の毛などの小さなゴミを絡め取るのはクイックルワイパーの得意分野ですが、固形の大きなゴミは対応しきれません。
ランニングコストがかかる
クイックルワイパーのシートは消耗品で、部屋の汚れ具合によっては何枚も使用することもあります。どうしてもサイクロン式掃除機に比べてランニングコストがかかってしまいます。
クイックルワイパーだけでは不十分なところはどうする?
先ほどクイックルワイパーの強み・弱みを説明してきました。“クイックルワイパーで綺麗にならない場所はどうしよう…”と悩む方もいらっしゃると思います。
ここではクイックルワイパーだけでは不十分なところを補完できる掃除道具とそれらを用いた掃除方法についてご紹介します。
- クイックルワイパー⇒床掃除に必須な道具です。
- ハンディモップ⇒棚や机、テレビ・コンピューターなどのホコリを掃除できます。
- ほうき・ちりとりのセット⇒大きな固形のゴミを取るのに便利です。
- 粘着カーペットテープ(コロコロ)⇒マットやラグに絡まっているゴミを除去します。
①ハンディモップやドライシートで机や棚のホコリを取る
②ドライシートをセットしたクイックルワイパーで床を掃除する
③ほうき・ちりとりで残っている大きめのゴミを取る
④ウェットシートに付け替えたクイックルワイパーで拭く
ハンディモップやドライシートで机や棚のホコリを取る
まず、上の方にあるホコリをハンディモップやドライシートで下に落とします。掃除は上から下へ進めていくのが基本で、カーテンレールやベッドのヘッドボードなども時々やっておくのがおすすめです。
ドライシートをセットしたクイックルワイパーで床を掃除する
必ず乾いているドライシートを先に使って掃き掃除をします。乾拭きすることでホコリが舞い上がりにくくし、細かいホコリや髪の毛など細かいゴミを除去できます。
ほうき・ちりとりで残っている大きめのゴミを取る
続いてドライシートで取り切れなかった固形のゴミをほうき・ちりとりで掃除します。小さめの部屋ならばサッと掃けるので、手軽に掃除ができます。
ウェットシートに付け替えたクイックルワイパーで拭く
さらにウェットシートで床を水拭きします。皮脂や食べこぼしの汚れを拭き取ることができます。
まとめ
この記事についてまとめます。
- 床がフローリング⇒ワンルームに多いフローリングはクイックルワイパーの得意なタイプです。
- ラグやマットがない⇒クイックルワイパーは起毛に絡まっているゴミを取るのが難しいです。
- 小まめに掃除をする⇒ゴミを集める力が弱いため、掃除の回数を増やす必要があります。
- 夜間の掃除が多い⇒音が出ないクイックルワイパーだと時間を気にせずに掃除ができます。
- 初期費用が抑えられる⇒掃除機が1~5万円のところ、クイックルワイパーならば1500円前後です。
- 軽くて扱いやすい⇒非常に軽いので思い立って掃除がすぐにできるので、掃除回数が自然に増えます。
- 乾拭きも水拭きもできる⇒ドライシート・ウェットシートを使い分けて掃除ができます。
- 収納スペースが小さい⇒スリムな形状なので収納場所が自在です。また、便利な収納ボックスもあります。
- 騒音の心配がいらない⇒音が出ないので夜間に掃除することも可能です。
- カーペットやラグの掃除が難しい⇒起毛のものに絡まっているゴミを取るのが苦手です。
- 大きなゴミが取れない⇒お米や砂などの固いゴミを集めるのは難しいです。
- ランニングコストがかかる⇒シートが消耗品なので、どうしてもランニングコストがかかります。
- クイックルワイパー⇒床掃除に必須な道具です。
- ハンディモップ⇒棚や机、テレビ・コンピューターなどのホコリを掃除できます。
- ほうき・ちりとりのセット⇒大きな固形のゴミを取るのに便利です。
- 粘着カーペットテープ(コロコロ)⇒マットやラグに絡まっているゴミを除去します。
①ハンディモップやドライシートで机や棚のホコリを取る
②ドライシートをセットしたクイックルワイパーで床を掃除する
③ほうき・ちりとりで残っている大きめのゴミを取る
④ウェットシートに付け替えたクイックルワイパーで拭く
フローリングタイプのワンルームならば掃除機を用いないクイックルワイパーの生活も可能です。クイックルワイパーで不十分な場所も便利な掃除道具で補いながらコンパクトな生活を楽しんでくださいね♪