オシャレで日常的に使いやすいトートバッグ、汚れが気になっていざ洗濯するとしわしわになって困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
しわしわなトートバッグはどのような素材でも次のような手順で対処していくのがおすすめです。
①手洗いをする
②タオルで水気を取る
③しわを伸ばしてから干す
*もし綿100%の生地ならばアイロンも可能
後ほど水洗いできる素材の洗い方をご紹介します。また、小まめなお手入れがトートバッグの洗濯回数を減らせる秘訣です。普段のお手入れについて便利アイテムとともに説明しますので参考にしてみてくださいね♪
この記事では
- トートバッグが洗濯でしわしわに!【しわの取り方3ステップ】
- 素材別のトートバッグの洗い方
- 素材別の普段のお手入れ方法
しわしわのトートバッグの対処法を知ってお気に入りのものを長く大事に使っていきましょう♪
トートバッグが洗濯でしわしわに!【しわの取り方3ステップ】
始めに述べたように洗濯でしわしわになったトートバッグは洗い直すのが手っ取り早いです。その際は手洗いで次のような手順で進めていきましょう。
①手洗いをする
②タオルで水気を取る
③しわを伸してから干す
*もし綿100%の生地ならばアイロンも可能
それぞれ説明します。
①手洗いをする
トートバッグは基本的に手洗いがおすすめです。人肌程度のぬるま湯に中性洗剤を溶かしてからトートバッグを押し洗いしていきます。水を取り換えて泡が出なくなるまで押し洗いを繰り返します。
②タオルで水気を取る
トートバッグの水気を取る際にはタオルがおすすめです。洗濯機の脱水を使用するとしわになりやすいので、できるだけタオルで水気を取りましょう。
③しわを伸ばしてから干す
トートバッグのしわを伸ばして形を整えてから直射日光を避けて吊り干しします。プリントされているトートバッグは裏返しで干すと色あせが防げます。
アイロン可は綿100%のみ
綿100%の生地の場合、仕上げにアイロンがけによってしわを伸ばすことができます。当て布やスチーム機能を使うと傷みが最小限に抑えられます。
筆者のトートバッグも洗濯機でしわしわになった状態から手洗いとアイロンによって綺麗になりました♪
洗える素材のトートバッグの洗い方
先ほどしわになったトートバッグの対処法について説明しましたが、“できれば最初に洗った段階でしわにならないようにしたいな…”と考えた方もいらっしゃると思います。
ここでは素材別のトートバッグの洗い方についてご紹介していきます。基本的にキャンバス・綿・ナイロン&ポリエステルは同じ洗い方で、手洗いがおすすめです。
①汚れのひどい部分を固形石鹸で洗う
②中性洗剤を溶かしたぬるま湯に20~30分ほどつけ置きする
③優しく押し洗いして泡が出なくなるまで水を取り換える
④タオルで水分を吸収して水気を取る
⑤しわを伸ばして形を整えて陰干しする
全体を洗う前に部分的な汚れに固形石鹸を塗って軽くこすり洗いします。固形石鹸で強く洗うとロゴが取れたり、生地が傷んだりしやすいので優しく洗いましょう。
つけ置きしてから優しく押し洗いすることでトートバッグを傷めにくくしながら綺麗にできます。水気もできるだけタオルなどで丁寧に扱うのがおすすめです。
乾いてしまうとしわが取れにくくなるので、干す前に形を整えて直射日光に当たらないように陰干ししましょう。
トートバッグを洗濯するときは基本的に手洗いがおすすめです。けれども時間がないときは洗濯機を使いたくなりますよね。
そんなときは次のポイントを押えておきましょう。
- ひどい汚れは先に固形石鹸などで予備洗いする
- プリントがある場合は裏返しにして洗濯ネットに入れる
- 脱水は弱モードにして1分程度で止める
洗濯を終えたら、しわを伸ばして形を整えて干します。洗濯機でも取り扱いに注意して生地の傷みやしわを最小限に抑えていきましょう♪
素材別の普段のお手入れ方法
ここまでトートバッグの水洗いの方法について説明しました。定期的な洗濯は必要ですが、普段からお手入れをしておくとお気に入りのトートバッグを長持ちさせられます。
ここでは素材別の普段のお手入れについて紹介します。
- キャンバス
- バッグを裏返して埃やゴミを取り出して表面にブラシをかける
- 綿
- キャンバスと基本的に同じだが、より優しくお手入れする
- ナイロン&ポリエステル
- ブラシで埃を払ってエタノールor重曹で汚れを拭き取る
- レザー
- 水洗いできないので乾拭きをする
それぞれ詳しく説明します。
キャンバス【埃やゴミを出してブラシをかける】
キャンバスは一度汚れると落としにくくなるので、小まめに埃やゴミを出しておくのがおすすめです。表面にブラシをかけて汚れを落としておきましょう。
防水スプレーをかけておくと、雨の日に安心なだけではなく汚れや埃が付きにくくなります。
Dr.CLENZの防水スプレーは綿やポリエステルなど様々なタイプの生地に効果的なのが魅力です。ただ、ドライクリーニング不可の素材には使用できないので確認してから使いましょう。
綿【キャンバスと同じやり方でより優しくお手入れする】
綿のトートバッグのお手入れはキャンバスと同じ方法ですが、デリケートな生地なのでより優しく取り扱うようにしましょう。
ナイロン&ポリエステル【エタノールor重曹で拭き取る】
ナイロン&ポリエステル汚れが付きにくいですが、カビが発生することもあるのでエタノールor重曹を使用するのがおすすめです。
エタノールの場合、柔らかい布に含ませてカビや汚れを拭き取ります。重曹なら100mLの水に小さじ1杯を溶かしてからスプレーで吹きかけて5分ほど置いてから乾いた布で拭きます。
レザー【水洗いNG!乾拭きする】
レザーは水洗いが厳禁なので乾拭きします。雨に濡れたままだとシミやカビになりやすいので、すぐに拭き取るようにしましょう。
レザー用のクリーナーを使用すると、ヒビが入りにくくなって綺麗な状態を長持ちできます。定期的にクリーニングに持って行くのも大切です。
革製品の取り扱いに慣れていない場合は、ラナパー社のレザーバルサムがおすすめです。下記はお試しサイズなのが嬉しいポイントです。
また、レザータイプのトートバッグも防水スプレーは効果的です。コロンブスのアメダスは特に革製品と相性がいいとされているのでおすすめです。
まとめ
最後にこの記事についてまとめます。
①手洗いをする
②タオルで水気を取る
③しわを伸してから干す
*もし綿100%の生地ならばアイロンも可能
①汚れのひどい部分を固形石鹸で洗う
②中性洗剤を溶かしたぬるま湯に20~30分ほどつけ置きする
③優しく押し洗いして泡が出なくなるまで水を取り換える
④タオルで水分を吸収して水気を取る
⑤しわを伸ばして形を整えて陰干しする
- ひどい汚れは先に固形石鹸などで予備洗いする
- プリントがある場合は裏返しにして洗濯ネットに入れる
- 脱水は弱モードにして1分程度で止める
- キャンバス
- バッグを裏返して埃やゴミを取り出して表面にブラシをかける
- 防水スプレーをかけておくと汚れ防止の効果もある
- 綿
- キャンバスと基本的に同じだが、より優しくお手入れする
- ナイロン&ポリエステル
- ブラシで埃を払ってエタノールor重曹で汚れを拭き取る
- レザー
- 水洗いできないので乾拭きをする
- レザー用クリーナーを使用するとひび割れを防げる
トートバッグの普段のお手入れからしわになったときの対応まで知って、お気に入りの鞄を綺麗に長持ちさせていきましょう♪